クリス・プラット、“アカデミー賞”コンビが紡ぐ物語に「太鼓判を押せる」『レゴ(R)ムービー2』(cinemacafe.net) - Yahoo!ニュース https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190316-00000005-cine-movi @YahooNewsTopics
>ポップでノリノリなサウンドとともに、カラフルで“サイコー”なレゴ(R)の世界を描く『レゴ(R)ムービー2』。この度、前作から引き続きエメットとルーシーを演じた
クリス・プラット&エリザベス・バンクスが、本作を手掛けた“アカデミー賞受賞”の名コンビに寄せる信頼や愛すべきキャラクターについて語った。
【画像】ノーテンキな主人公エメットの成長物語となりそう
■クリス・プラット「1作目以上になるようにしたい」プレッシャーを明かす
世界的に大ヒットした前作に引き続き、“ごくフツー”な主人公エメットと、マーシャルアーツの使い手ルーシーを演じたクリスとエリザベス。続編が製作されたことについて、クリスは「前作の様な成功した映画の続編となるとプレッシャーを感じる。なぜなら、1作目以上になるようにしたいからだ」と明かす。
「どうやって続編をやったらいいかわからないし、とても複雑で厳しいものだった。でも僕らには、これを作り上げる優秀なブレーンとして、フィル・ロード&クリストファー・ミラーがいる。彼らがその方法を見つけたんだ。とても素晴らしい方法をね」とクリス。続編へのプレッシャーを感じつつも、『レゴ(R)ムービー』シリーズを作り上げ、本年度アカデミー賞長編アニメ映画賞ほか多くの賞に輝いた『スパイダーマン:スパイダーバース』も手掛けた名コンビへの信頼があるからこそ、前作を上回る作品づくりに確信を持てたというのだ。
■自分の分身のような(?)ユニークキャラで一人二役に
前作に引けを取らない個性的な新キャラクターが登場する本作で、クリスは一人二役に挑戦している。それはエメットとは対照的な、自称銀河を守る考古学者で、カウボーイ、恐竜の調教師であるスペース・カウボーイのレックス・デンジャーベストという、どこかで目にしたようなキャラのナイスガイだ。
一人二役に挑戦したクリスは「レックスはエメットが思うルーシーが望むような男なんだよ」とキャラクターを解説する。「レックスを低音で不機嫌そうにしたこともあったんだけど、ウィル・アーネットのバットマンとかぶりたくなかったので、それは危険だと思った。それで、いくつかの点を基準にしたんだ。エメットは陽気で楽天的。声域は高め。レックスはよりタフで、口先がうまくて、無関心。ジョン・ウェイン風な感じもちょっとある。出番の半分はけらけら笑っている。ほかの人に何と思われようが気にしないからだ」と、声優顔負けに声色を変えて役を演じ分けたのだとか。
■ノーテンキな主人公エメットと「現実主義者」のルーシー
前作から5年後の世界が描かれている本作では、エメットとルーシーの成長・心境の変化が描かれている。特にルーシーは幼稚さが残るエメットに対して、“大人になってほしい”と言い続けるが、エメットのノーテンキぶりは健在だ。
何とかエメットを変えたいと願うルーシーについて、エリザベスは「ルーシーは、ずっとどこか現実主義者だし、どうやって前に進むかについて不安を感じているの。どれが正しい道か? ということでね。だけどエメットはなにをしていいかわからないの」と、ルーシーの悩みを解説。
一方、そんなエメットにクリスは「エメットは“僕はルーシーにふさわしい? 弱すぎない?”と自問しているんだ。この冒険が進むなかで、自分自身について多くを学ぶんだ。僕は、猜疑心とか期待とかがたくさんある2人の関係について、このストーリーで語られる内容に太鼓判を押せる。とても愉快でなおかつ感動的な形で、全てが変化する様子が描かれていくのは素晴らしかった」と語り、ロード&ミラーが紡ぎ出した脚本に絶賛を贈っている。
最後に、エリザベスは「エメットはこの映画の中で学ばないといけないことがあるの。そして、本当の自分を受け入れるの。本当のエメットをね。それはキャラクターにとって、とても美しい成長なの!」と語り、一人前の大人へと成長する物語が描かれていくと教えてくれた。
『レゴ(R)ムービー2』は3月29日(金)より全国にて公開。