ハンス・ジマー、『X-MEN: ダーク・フェニックス』でヒーロー映画に復帰(Rolling Stone Japan) - Yahoo!ニュース https://headlines.yahoo.co.jp/article?a=20190506-00030768-rolling-movi @YahooNewsTopics
>日本では6月21日に公開されるマーベル映画の最新作『X-MEN:ダーク・フェニックス』。本作は、『バットマン vs スーパーマン ジャスティスの誕生』(2016年)をもってスーパーヒーロー映画からの引退を表明していたはずのハンス・ジマーがスコアを手がけることでも話題となっている。
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世界を危機に陥れる強大な敵とミュータントたちの時空を超える壮絶な戦いを描き、全世界累計興収が28億ドル(Box Office Mojo調べ/日本円換算約3,126億円:4/9時点)を超える驚異の大ヒットを記録したメガヒット・シリーズの最新作『X-MEN:ダーク・フェニックス』。新シリーズとして2011年に公開された第4作『X-MEN:ファースト・ジェネレーション』では1960年代、2014年の第5作『X-MEN:フューチャー&パスト』では1973年と2023年の2つの時代を描いてみせた。
2016年公開の前作『X-MEN:アポカリプス』では、紀元前2600年から1983年へと舞台を変え、人類初のミュータントで最恐のパワーを持つアポカリプスとのシリーズ最大級の壮絶な戦いが繰り広げられた。この時、巨大なる脅威に大打撃を与えたのが最新作『X-MEN:ダーク・フェニックス』の主役となるジーン・グレイ(ソフィー・ターナー)だ。今回、X-MENの最終章となる本作に、グラミー賞/アカデミー賞の両方に輝く映画音楽界の巨匠、ハンス・ジマーが参加したことが明らかになっている。
ハンス・ジマーは、電子音楽とオーケストラをミックスした壮大なサウンドで知られ、『ライオン・キング』(2004年)でのアカデミー賞作曲賞受賞をはじめ、ゴールデングローブ賞を2回、グラミー賞を4回受賞した経歴を持つハリウッドを代表する作曲家だ。これまでにリドリー・スコット、マイケル・ベイ、クリストファー・ノーランなど多くの名監督とタッグを組み、『バットマン ビギンズ』(2005年)に始まるノーランのダークナイト三部作やザック・スナイダーの『マン・オブ・スティール』(2013年)、アンドリュー・ガーフィールド主演の『アメイジング・スパイダーマン2』(2014年)など、数々のアメコミ・ヒーロー映画にも名スコアを提供してきた。
しかしながら、『バットマンvsスーパーマン ジャスティスの誕生』(2016年)に参加した後、ヒーロー映画からの引退を宣言。以降も『ダンケルク』(2017年)や『ブレードランナー 2049』(2017年)などの作曲で活躍を続けたが、宣言通りヒーロー映画からは手を引いていた。そんなジマーが、監督を務めたサイモン・キンバーグからの熱烈なオファーに応じておよそ3年ぶりにヒーロー映画に復帰する。キンバーグ監督は、準備段階で本作のヴィジョンをスタジオに伝えるため、既存の映像や音楽を組み合わせたデモ版予告編やサウンドトラックを作っていたことをインタビューで明かし、「雰囲気を作るサントラやスコアも用意した。ほとんどハンス・ジマーの音楽だったけれど、結局、私は作曲家としてハンスとタッグを組むことになった」と、理想通りの人選となったことを喜んだ。
2020年公開予定の『ワンダーウーマン』続編への参加も報じられているジマーの、ヒーロー映画復帰一作目となる『X-MEN:ダーク・フェニックス』。マーベル史上最強の敵、ダーク・フェニックスとなったジーンの暴走をX-MENは止めることができるのか?オスカーを手にした作曲家が壮大なサウンドで盛り上げる、X-MEN史上もっともエモーショナルな物語の結末をぜひ劇場でご覧いただきたい。
<映画情報>
『X-MEN: ダーク・フェニックス』
2019年6月21日(金)より全国ロードショー
キャスト:ソフィー・ターナー、ジェームズ・マカヴォイ、マイケル・ファスベンダー、ジェニファー・ローレンス、ジェシカ・チャステイン
監督:サイモン・キンバーグ
配給:20世紀フォックス映画
© 2019 Twentieth Century Fox Film