映画『ドラクエ』新場面カットが公開!佐藤健、山田孝之らのコメントも!
>日本を代表するロールプレイングゲーム「ドラゴンクエスト」のフル3DCGアニメ映画化となる『ドラゴンクエスト ユア・ストーリー』(8月2日公開)より、新場面カットが公開された。あわせてボイスキャストである佐藤健、有村架純、波瑠、山田孝之らのアフレコ時の様子を語った。
【画像】佐藤健が声を担当する主人公リュカ
「ドラゴンクエスト」シリーズは、プレイヤー自身が主人公となり世界を脅かす魔王を倒すため冒険に出るというロールプレイングゲーム。大河ドラマのような人生を体感できる作品として、発売から25年以上経ったいまでも特に愛され続けている「ドラゴンクエストV 天空の花嫁」(1992年発売)が映画化される。
5月27日は、ゲームの1作目「ドラゴンクエスト」が1986年に発売された日ということから“ドラゴンクエストの日”として日本記念日協会に認定されている。その記念日に、新しい場面カットが公開となった。主人公・リュカと久々に再開するビアンカとフローラ、小さなリュカを抱きしめるパパスなど、主人公リュカを取り巻く登場人物たちの姿を見ることができる。
また今作は、プレスコ方式(台詞を録音後に画を作る手法)での録音となっており、2年前に全くアニメーションができていない状態でボイスキャストたちがキャラクターに声を吹き込んだ。先日、できあがったアニメーションに合わせて追加のアフレコを敢行。リュカ役の佐藤が「アフレコは難しいので苦労しましたが、直前にラッシュ映像を観せていただいて臨めたのでやりやすかったです。何より作品が本当に素晴らしいので、楽しくできました」とコメントを寄せている。
ビアンカ役の有村は「ビアンカは、リュカの一歩先に行って手を引っ張っているような印象を受けたので、そこを意識して演じました」と語り、フローラ役の波瑠は「フローラは可憐な女性で、その中で溌剌(はつらつ)とした部分と品の良い部分の両立が改めて難しいなと思いました」と述べ、パパス役の山田は、「僕の中でも幼少期に思い描いていた“パパス像”というものがありまして、すごく渋くて大人だと思っていたので、そう考えると自分はまだまだ未熟なんじゃないか、自分にできるのだろうかと思いました」と振り返った。
さらに、本作のワールドプレミアが7月16日に、東京・TOHOシネマズ六本木にて行われることが決定し、同日に全国のTOHOシネマズにてワールドプレミア舞台あいさつのイベント中継付き一斉試写会の開催が実施されることも発表された。(編集部・梅山富美子)
──2年ぶりにリュカを演じてみた感想は?
アフレコは難しいので苦労しましたが、直前にラッシュ映像を観せていただいて臨めたのでやりやすかったです。何より作品が本当に素晴らしいので、楽しくできました。2年前にプレスコしたときにはリュカというキャラクターを掴むまでに時間がかかりましたが、今回は自分の中にまだリュカが残っていたので割とスムーズにできたと思います。
──リュカを演じる上で意識したことはありますか?
原案となった「ドラゴンクエストV」の良いところは、時間が流れていくところだと思うんです。リュカの人生を長い時間をかけて描いている作品なので、リュカの成長がこの映画の中で見せられたらいいなという思いがありました。
──実際に映像を観た感想、見どころを教えてください。
ゲームの醍醐味の一つである、どちらを花嫁に選ぶのかという部分を、「こう来たか!」という描き方をしているのでぜひ注目して観ていただきたいです。映画を観て、また“花嫁論争”が繰り広げられる予感がしています。
──2年ぶりにビアンカを演じてみた感想は?
とても緊張しました。台本を読み返してみて、どんな声だったか覚えているかな?と思いながら現場に来ましたが、やはりなかなかビアンカの感じを掴むのに時間がかかりました。けれどアフレコしていくうちにどんどん戻ってきました。プレスコしたころは絵がなかったので、絵と合わさった物を観てみると、「もう少しこうした方が良かったかな?」と思う部分もあったので、もう一度声を入れさせてもらったりもして、プラスアルファで必要なものを付けていけたかなと思っています。
──ビアンカを演じる上で意識したことはありますか?
ビアンカは、リュカの一歩先に行って手を引っ張っているような印象を受けたので、そこを意識して演じました。
──実際に映像を観た感想、見どころを教えてください。
実際にできあがった絵を観ると、ものすごく迫力があって、壮大なアニメーションになっているので、アフレコしているときにモニターを観ているだけでこちらも息が上がるような感覚がありました。早く劇場で完成した作品を観たいです。
──2年ぶりにフローラを演じてみた感想は?
2年前にプレスコしたときには絵がなかったのですが、映像ができあがった物を見せていただき、自分が演じたシーンを全部録り直させてもらいたいという気持ちがあります(笑)。
──フローラを演じる上で意識したことはありますか?
フローラは可憐な女性で、その中で溌剌(はつらつ)とした部分と品の良い部分の両立が改めて難しいなと思いました。改めてアフレコしてみて思ったことは色々とあるんですけど、普段演じているお仕事以上に、こういう作品だと自分の声というのは本当にごく一部なんだなと思いました。キャラクターの表情や感情にできる限り沿いたいと思いましたが、やはり難しかったですね。
──実際に映像を観た感想、見どころを教えてください。
できあがった絵を観て、本当にすごいと思いました。すごく繊細ですし、迫力もあって、スクリーンで観るのがすごく楽しみです。
──2年ぶりにパパスを演じてみた感想は?
僕の中でも幼少期に思い描いていた“パパス像”というものがありまして、すごく渋くて大人だと思っていたので、そう考えると自分はまだまだ未熟なんじゃないか、自分にできるのだろうかと思いました。
──パパスを演じる上で意識したことはありますか?
自分が子どものころに実際にゲームをプレイしていたとき、パパスのラストシーンがすごく悲しかったです。なので、最初にパパス役と聞いたときは嬉しかったのですが、偉大で、強くて、とても頼りがいのあるお父さんが自分の目の前でいなくなってしまう、その感動を与えなくてはいけないということと、ここから物語が一気に加速していくのでプレッシャーが大きかったです。
──実際に映像を観た感想、見どころを教えてください。
できあがった映像を観ましたが、完成度が高く、とてもきれいです。劇場で観るのがいまから楽しみです。