こちらは「パパママが知っておきたい SNS との付き合い方」を主催してくださったアバストのロゴをあしらったケーキ♪ この後切り分けたのを私も含めた参加者全員で頂きました。シアワセ♪

 

 

さて、勉強会の後半では実際に今の子ども達がおかれている状況についての調査結果を交えつつ、親はどう振る舞うべきかというのを具体的に教えて頂きました。

 

まずは前回の記事で触れた「シェアレンティング」、すなわち「親が子どもの写真や情報を過度にネット上で公開してしまうこと」

のメリットとデメリットについて。

 

(以下、画像はどれもクリックで拡大されます)

 

これ、一番のメリットが「育児で孤独に陥らない」事だそうで……。

母親に限りませんが孤立した環境で赤ちゃんを育てるのって大変ですもんね。

現実に触れ合うことができなくても、ネット上で情報交換できるだけでその孤独は随分と改善されるのだそうです。

「ワンオペ育児」なんて言葉、ネット上で随分拡散されたものですが、同じような考えの人がたくさん。いなければあんな野火が広がるような勢いはなかったはず。自分だけじゃないと知って救われた人の数、きっとハンパじゃなかったはず。

 

さて、アップした画像の我が子をほめて貰えれば励みにもなるでしょうが、それには残念ながらデメリットもついて回ります。

 

 

可愛いから、赤ちゃんだから、まだ幼いからといってお子さんのあられもない写真、アップしたりしてません?

 

 

今の世の中、例え男の子といえど迂闊にヌードをさらすのは問題アリです。もちろん下着姿だって同じ事。当然女の子も同じです。

 

 

親にとってはうちの子目の中に入れても痛くないほど可愛いから世界中の人に見て貰いたいと思っての事かもしれませんが、当の子ども本人はどう思っているのでしょうか?

 

幼い内は親の言うがままでも、いずれ自我が芽生えます。

成長するにつれ、羞恥心や劣等感だって生まれてくるでしょう。

小さい時の写真だからって恥ずかしいものは恥ずかしいのです。

 

 

残念ながら日本の親御さんの多くはこんな調子。

 

子どもの顔にモザイクをかけない場合も多いです。フェイスブックなど、「公開設定」なら世界中から見られる可能性がありますね。

 

 

せっかくの記念日、家族でおめかしした写真はみんなに見て貰いたい。その気持ちは分かります。

 

でも年賀状の家族写真と違って、ネット上で公開してしまうと自分の知らない人達にもその画像が共有されてしまうのですよ。

 

そして今は画像を精査するだけで様々な個人情報が抜き取られてしまう時代なのです。

 

 

写真にはモザイクかけてないけど匿名だから安心と思ってた方、

もはやその考えは通じないのだそうですよ。

 

 

行事や園バスの写真って、個人を特定するめっちゃいい手がかりになるそうです。ひ~~~!!

 

 

私、知らなかったんですけど、窓の外の景色って、一発で家を特定できるそうなんですよ。もう、油断もスキもありゃしない……。

 

幸い、安全に公開するコツも教えていただきました。

 

 

今はホント、どこで子どもが誘拐やら性犯罪やらに巻き込まれるか分からない時代ですから、どれだけ注意してもしすぎって事はないと思います。

 

 

この講義はITジャーナリストの高橋暁子様によるものでした。

もっと詳しく知りたいと思った方は、高橋様の御著書をどうぞ!

 

 

 

 

 

 

知識は新たにしておかないと、時代に取り残されるわと切実に思った勉強会でした。うわ~、私もうフェイスブック、やめよっかな。