クリス・スネイク・プリスケン@paxomnibus#エンテベ空港の7日間 ロザムンド・パイクとダニエル・ブリュールが演じたドイツ人のハイジャック犯。血に飢えたテロリストでもなく、信念に殉じる革命家でもなく、もちろん狂信者でもなく、ただ自分が言い出した事に引っ込みがつかなくなって困… https://t.co/rAXKsqs9nD
2019年11月15日 02:41
クリス・スネイク・プリスケン@paxomnibus#エンテベ空港の7日間 でも彼らは自分が言い出し、始めた事に対して自分なりの責任をとろうと思っていたのだろう。だって、そうしなければ自分の意見に賛同してくれた人を裏切る事になるから。そんな事をしたら恥ずかしくって自分の居場所もなく… https://t.co/AZW9fSppZr
2019年11月15日 02:41
クリス・スネイク・プリスケン@paxomnibus#エンテベ空港の7日間 だから彼らは知っていたのだ。自分の前にある道は、いずれは死につながると。でもここで逃げて卑怯者のそしりを受けるのは絶えられないから、その免れ得ない結末についてはなるべく考えないことにして、やれと言われたこと… https://t.co/8wu72j2dfl
2019年11月15日 02:41
クリス・スネイク・プリスケン@paxomnibus#エンテベ空港の7日間 そういう状況に追い込まれたとき、肝が据わるのは女性の方である、と表現しているのがロザムンド。あきらめがつかずあたふた右往左往、両極端にふれる男がダニエル。どちらもその複雑で微妙で……イヤな人間性そのものを見事に表現していた。素晴らしい演技だと思う。
2019年11月15日 02:41
クリス・スネイク・プリスケン@paxomnibus#エンテベ空港の7日間 限界が近づいて、狂気と紙一重になったロザムンドの目の演技には鳥肌がたつ。うわずった声音も早口のセリフも観客の心をかき乱す。サスペンスが一番高まるのは、彼女の演技においてである。
2019年11月15日 02:41
クリス・スネイク・プリスケン@paxomnibus#エンテベ空港の7日間 ダニエルは血も涙もない革命家になるべきと自分を追い込みつつ、でもそうはなれない弱い自分も知っていて、冷血な理想と気弱な現実の間を行き来している役。最後の最後に本来の自分の方に振り子がふれて、良かった。
2019年11月15日 02:41
クリス・スネイク・プリスケン@paxomnibus#エンテベ空港の7日間 メインキャラのドイツ人二人は実はお飾りに過ぎない。本来はパレスチナ解放人民戦線の計画で、彼らは踊らされたのだ。理想をかざすドイツ人と、現実に国土の回復及び復讐を願うパレスチナ人との間は何光年も離れていてそれ… https://t.co/VMJ9Vbi9Ye
2019年11月15日 02:41
クリス・スネイク・プリスケン@paxomnibus#エンテベ空港の7日間 同じハイジャック犯のテロリストといっても、ちっとも一枚岩ではないのである。しかしパレスチナ側のテロリストが私の知らない人のせいか、彼らの思うところがあんまり心に響いてこなかった。実行犯の復讐心はわかったけれど、残念ながらそれを吐露した人物は捨て駒なんだよね
2019年11月15日 02:41
クリス・スネイク・プリスケン@paxomnibus#エンテベ空港の7日間 ドイツ人二人が主役であり、人質以外の他の人々と違うのは、彼らが友人の死を嘆き、人質個人と関わろうとする「普通の人」の視点を有しているからなのだろう。ダンスシーンの、群舞の中で最後まで一人だけ違う動きをし続けるダンサーのように、その姿が何かを人に訴えるのだ。
2019年11月15日 02:41
クリス・スネイク・プリスケン@paxomnibus#エンテベ空港の7日間 ところでこのハイジャックの表向きの目的は各国で捕らえられているテロリスト仲間の釈放だった。前世紀でハイジャックといえばそうだったものだ。 1988年の映画「ダイハード」でも、アラン・リックマンが適当な政治犯… https://t.co/4kCKQ3KAke
2019年11月15日 02:41