クリス・スネイク・プリスケン@paxomnibusビルとベヴァリーとベンの関係ってちょっと「シラノ・ド・ベルジュラック」的な所があって、読者&観客はやきもきするじゃないですか。それを書いたのはそっちの彼じゃないのよ、あなたが本当に恋したのはこっちの彼なのよって、「シラノ」に肩入れしたくなっちゃう。
2019年12月30日 04:04
クリス・スネイク・プリスケン@paxomnibus「シラノ」には自分の外見への劣等感があって、それで本当の事を言えないままだったわけです。でも彼らが大人になって再開した時に、その容姿の差はなくなってた。ほとんど逆転してたといってもいい。だったら彼女にガンガン迫ったっていいはずなのに、それはしないんだな。またそこが奥ゆかしいのよ。
2019年12月30日 04:04
クリス・スネイク・プリスケン@paxomnibusで、ペニーワイズに驚かされつつも、興味の方は疑似三角関係の恋模様の方にシフトしていくわけです。いや、本で結末は知ってんのよ。でも映画のあのキャスト達がどう演じてくれるのか、脚本ではどうなってるのかワクワクするじゃないですか~。そしてそれはとても満足できるものだったのです♪
2019年12月30日 04:04
クリス・スネイク・プリスケン@paxomnibusそれとは正反対にリッチーの方は一度映画を見た後にインタビューを読むまで全然気づきもしなかったんですよ、彼が○○だってことに。だって本にはそう書かれてなかったから……。はあ、自分、鈍いなあと、すっかり落ち込みました。でもそう知ってから再見すると、きちんと丁寧に表現されてるんですよね
2019年12月30日 04:04
クリス・スネイク・プリスケン@paxomnibusあのリッチーの攻撃的な口調とか下品さとかは、自分の秘密に他人が近づいて来られないようにするための自衛だったのかな、とか。彼もベンと同じく少年時代の気持ちを一生の思い出にするぐらい、深く誰かに恋していたのかと思うと、見る目が180度変わってしまいましたよ。
2019年12月30日 04:04
クリス・スネイク・プリスケン@paxomnibusホラーとして成立しつつ、その裏で「純愛」が描かれているのがいいんですよね。いい大人になると「純愛映画」なんてうたわれた作品はこっぱずかしくて見に行けなかったりするんですが、「It」ならキングだしホラーだしで堂々と胸をはって行けるってもんです。ペニーワイズはいるけどね!
2019年12月30日 04:04