2020年は新春シャーリーズ・セロン祭り!『ロング・ショット』など3作連続公開
>『モンスター』から『マッドマックス 怒りのデス・ロード』まで幅広い役を演じ分ける、ハリウッドになくてはならない女優のひとりシャーリーズ・セロン。
『モンスター』でアカデミー賞主演女優賞を獲得して以来、実力派女優としての地位を確立。役作りのストイックさで知られ、出演する作品ごとに全く違う見た目に変身する肉体改造も注目されている。
近年では、自身の制作会社デンバー&デリラ社の代表を務め、プロデュース業にも積極的に取り組んでいるシャーリーズ。そんな彼女がプロデュースと出演の2役を務めた肝入りの新作映画が、年明けに立て続けに公開。まさに“新春シャーリーズ祭り”状態の新作3本を紹介する。
現代女性に贈る新感覚ラブコメディ『ロング・ショット 僕と彼女のありえない恋』
シャーリーズが演じるのは、国務長官で次期アメリカ大統領のポストを狙う完璧美女シャーロット。これまでの硬派なイメージを覆し、コメディエンヌとしての才能を開花させている。
アメリカの次期大統領候補という立場にも関わらず、セス・ローゲン扮する、無職でどこか残念な主人公のフレッドにも分け隔てなく接するオープンな性格で、笑いのセンスもある女性シャーロットは、まさに気さくな人柄で知られるシャーリーズそのままともいえるほど。誰もが惚れてしまう魅力溢れるシャーリーズの姿は必見!
1月3日(金)よりTOHOシネマズ 日比谷ほか全国にて公開。
“正直者”社員がリベンジするモンスター上司に『グリンゴ/最強の悪運男』
正直者でお人よしな性格から、貧乏くじばかり引いている男ハロルド(デヴィッド・オイェロウォ)の逆転劇を痛快に描いたエンタテインメントドラマ。本作でのシャーリーズはなんと悪女。美しいブロンドヘアとセクシーな赤リップがトレードマーク、自分の美貌を武器にして己の欲望は必ずかなえる最強の性悪女エレーンに扮する。
部下のことなど一切考えずに自分の利益を優先する最悪の上司となり、とことん悪役に徹しているが、ファンなら誰しも「こんなシャーリーズにも騙されてみたい」と思ってしまうはず!?
2月7日(金)より新宿バルト9ほか全国にて公開。
3大人気女優の競演で話題『スキャンダル』
シャーリーズ&ニコール・キッドマン&マーゴット・ロビーという豪華女優陣の競演による注目作。実在の人気キャスター、メーガン・ケリーを演じたシャーリーズは特殊メイクを施し、アメリカで予告映像が解禁された際には「本人が出演しているの!?」と大きな話題に。
そんな特殊メイクは『ウィンストン・チャーチル/ヒトラーから世界を救った男』でオスカーを獲得した辻一弘氏を、シャーリーズ自らが口説き落として参加が実現。もちろん見た目だけではなく、話し方や細かな仕草まで本人そっくりに仕上げ、シャーリーズは真骨頂を発揮。第77回ゴールデングローブ賞主演女優賞(ドラマ部門)にノミネートを果たした。
2月21日(金)よりTOHOシネマズ 日比谷ほか全国にて公開。