サム・ライミ、マーベル映画復帰へ!『ドクター・ストレンジ』続編監督で交渉中
>マーベル映画『スパイダーマン』(2002)シリーズを手掛けたサム・ライミ監督が、再びマーベル作品のメガホンを取る可能性が浮上した。マーベル・スタジオ最新作『ドクター・ストレンジ・イン・ザ・マルチバース・オブ・マッドネス(原題) / Doctor Strange In The Multiverse Of Madness』の監督として契約交渉に入ったと、Varietyが独占で報じた。
続編から降板したスコット・デリクソン監督【画像】
映画『ドクター・ストレンジ』(2016)の続編となる本作は、当初前作のメガホンを取ったスコット・デリクソン監督が続役する予定だった。しかし、今年1月にデリクソン監督は「創造上の相違」を理由に降板。引き続き、エグゼクティブ・プロデューサーとして名前が残ることをInstagramで明かしていた。
アメコミブームの火付け役となった『スパイダーマン』3部作を手掛けたライミ監督は、『死霊のはらわた』『ポゼッション』『ドント・ブリーズ』といったホラー映画のプロデューサーとしても知られている。『ドクター・ストレンジ』続編は、マーベル・シネマティック・ユニバース(MCU)初のホラーテイストが強い作品になると言われており、アメコミ映画経験者かつホラーを得意とするライミ監督は、後任監督としてうってつけの人材といえそうだ。
『ドクター・ストレンジ・イン・ザ・マルチバース・オブ・マッドネス(原題)』は、ベネディクト・カンバーバッチが魔術師ドクター・ストレンジ役で続役するほか、スカーレット・ウィッチ役のエリザベス・オルセンが出演。Varietyによると、前作でクリスティーンを演じたレイチェル・マクアダムスは、続編には出演しないという。撮影は今夏開始予定となっており、2021年5月7日全米公開を予定している。(編集部・倉本拓弥)