オーランド・ブルーム&スコット・イーストウッド出演、アフガン戦争の実話映画が米公開決定 ─ ケイレブ・ランドリー・ジョーンズも

 

 

>『パイレーツ・オブ・カリビアン』シリーズなどのオーランド・ブルーム、『パシフィック・リム: アップライジング』(2018)のスコット・イーストウッドが出演するアフガニスタン戦争の実話映画『ジ・アウトポスト(原題:The Outpost)』の米国公開が決定した。米Deadlineが報じている。

本作はSXSW映画祭(2020年3月13日~22日)にて世界初公開される予定だったものの、新型コロナウイルス(COVID-19)の影響に伴い、同映画祭は開催中止となっている。このたび、米国での配給権を獲得したScreen Mediaは、2020年7月4日ごろの週末に米国公開する方向で準備を進めているとのことだ。

『ザ・アウトポスト』では、作家ジェイク・タッパーによるノンフィクション小説『The Outpost: An Untold Story of American Valor(原題)』に基づき、2009年、アフガニスタンの山奥に設置された前哨基地で勃発した「カームデーシュの戦い」での知られざる物語が描かれる。この戦いでは、約50名の米軍兵が、圧倒的な勢力を誇る300名以上のタリバン兵による組織的攻撃に立ち向かった。過酷な戦いの末、米軍兵士のうち8名が死亡、27名が負傷。タリバン兵は150人以上が死亡している。

 

出演者にはオーランド・ブルームとスコット・イーストウッドをはじめ、『スリー・ビルボード』(2017)のケイレブ・ランドリー・ジョーンズ、『デッドプール2』(2018)のジャック・ケシー、『バッドボーイズ フォー・ライフ』(2020)のジェイコブ・スキピオ、メル・ギブソンを父親に持つ『ハクソー・リッジ』(2016)のマイロ・ギブソン。実際の戦場で戦った兵士らも参加している。脚本は『ザ・ファイター』(2010)のポール・タマシー&エリック・ジョンソンが執筆した。