ケイティ・ペリー&オーランド・ブルーム、ストーカーに命を狙われていた

 

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歌手ケイティ・ペリーとその婚約者で俳優のオーランド・ブルームが、ストーカー被害に遭っていたことが分かった。SNS上で殺害予告を受けたり、自宅に侵入されるといった深刻な被害が続いていたことを芸能情報メディア『TMZ』『The Blast』などが報じている。

先月、待望の女児「デイジー・ダヴ・ブルームちゃん」が誕生し、幸せの絶頂にいるはずだった歌手ケイティ・ペリーと俳優オーランド・ブルーム。しかしこのほど『TMZ』『The Blast』など複数の芸能情報メディアが、2人が深刻なストーカー被害に遭っていたことを伝えた。

これらの報道によれば、ストーカーはウィリアム・テリーという38歳の男で、昨年12月頃からケイティに関する過激な性的描写を含んだツイートを連投していたそうだ。この男に対する接近禁止命令の取得を求めてケイティが裁判所に提出した書類には、男がTwitterを通じて「オーランド・ブルームの首をへし折ってやりたい」、オーランドの元妻ミランダ・カーと息子のフリンくんが「新型コロナウイルスに感染すればいい」などと発言していたこと、そして動物虐待や銃の愛好家であることを想像させる過激なツイートがあったことなどが記されているという。

最近被害に遭ったのは今月8日で、ケイティ、オーランド、そして誕生したばかりのデイジーちゃんがカリフォルニア州ビバリーヒルズの自宅に在宅中、男がフェンスを飛び越えて敷地内に侵入し一家を脅したそうだ。男はケイティの警護人に捕らえられるも抵抗を見せたため、現行犯として常人逮捕され、のちに駆けつけた警察官によって住居侵入容疑で身柄を拘束されたという。
 
この男は車上生活を続けるホームレスで、ケイティとは一切面識がないそうだが、ケイティは書類上で恐怖に震える心境を次のように綴っている。

「私には、この人物が銃器その他の凶器を所持あるいは所有しているかどうかはわかりかねます。しかし私は彼が凶器を手にする可能性に対し、大きな危険を感じています。自分自身の安全、そしてパートナーや生まれて間もない我が子、家族、友人達の身の安全を案じずにはいられないのです。」

その後この男には今後ケイティ、オーランド、デイジーちゃん、フリンくんに対し、100ヤード(約91m)以内に近づくことを禁じる接近禁止命令が裁判所を通じて発令された。

わずか3週間前にデイジーちゃんが誕生したばかりのケイティやオーランドが、このような恐ろしい出来事に直面していたとは気の毒でならない。愛する人に身の危険が及ぶかもしれないという差し迫った不安は計り知れないが、こうして接近禁止命令が下されたことで、彼らが一日も早く心の平穏を取り戻せることを願いたいものである。ちなみに来月8日には公判が開かれる予定で、このたびの禁止命令の期間延長などが話し合われるとのことだ。
(TechinsightJapan編集部 c.emma)