クリス・スネイク・プリスケン@paxomnibus#17歳のウィーン たまたま目にした感想が「甘ったるくて薄っぺらな青春恋愛物語」的なものだったのをうっかりそのまま受け入れてしまい、そんなつもりで見てたら全然違っていた。上記の感想を記した人は、たぶん、クライマックスで彼の下した決… https://t.co/RQsGI1r1Dd
2020年10月02日 13:16
クリス・スネイク・プリスケン@paxomnibus#17歳のウィーン 主人公の決断は********************************************。彼はその後自分の身に何が起きるか熟知してたはず。それでもなお自分の選択を貫く、その点が本作の要なのだ。 https://t.co/25mBKk1aw5
2020年10月02日 13:25
クリス・スネイク・プリスケン@paxomnibus#17歳のウィーン 甘ったるい部分は、主役の青年(ジャック・ロウデンとベン・ウィショー足して2で割った感じの美男)とウィーンそのもの。一度観光しただけなのに「あっ、ここ知ってる!」という場所が幾つもあって無邪気に喜んでしまいました… https://t.co/qsoVGlz0PW
2020年10月02日 13:34
クリス・スネイク・プリスケン@paxomnibus#17歳のウィーン 副題に「フロイト教授 人生のレッスン」と続くのだが、これが薄っぺらさを醸し出しているのかもしれない。確かにフロイトは出てくるし、主人公に影響も与えるけれど、彼が学んだのは自分の心の内を探り真実の声に耳を傾けるこ… https://t.co/91fzErBbff
2020年10月02日 13:41
クリス・スネイク・プリスケン@paxomnibus#17歳のウィーン にフロイトが出てくるのは、どんなに高名であってもユダヤ人というだけで排斥された時代を描くためでもある。ナチスの台頭に始まり、オーストリア併合の時代となって、ウィーンの街が、人々の心が生活が、どのように変わっていったか、さりげなく、だがきちんと描かれているのだ。
2020年10月02日 14:05
クリス・スネイク・プリスケン@paxomnibus17歳でウィーンに出てきた主人公は性の目覚めに翻弄されながらも、勤め先の主人やフロイト博士のおかげで教養も身につけ、自己を確立し、一人前へと成長していくんです。そして何かが妙だ、こんな事おかしいと周囲の空気の変化に気づくまでになる。彼は状況に流されず、声をあげる事を選択するが……
2020年10月02日 14:05
クリス・スネイク・プリスケン@paxomnibusオーストリアって、「黄金のアデーレ」でも描かれていたけれど、ちょっと立場が曖昧なまま現在まで来ちゃったみたいな部分あるじゃないですか。ヒトラーのオーストリア併合を喜んで受け入れてたくせに、みたいな。 この作品は、当時の全員がそうではなかったのだと示したかったんでしょうね……。
2020年10月02日 14:05
クリス・スネイク・プリスケン@paxomnibusまあ今現在、日本がそのまんまこの映画で描かれたウィーンみたいな状況になってますが。危機に直面したらどうなるかって、やっぱり自分や家族の命が大事になると思うわ。拷問されるのは恐ろしいし。彼の選択は17歳だからこそできたという側面はあると思う。それでも尚現実を直視した上での決断は立派
2020年10月02日 14:05