クリス・スネイク・プリスケン@paxomnibus
#ライフ・イズ・カラフル 未来をデザインする男 ピエール・カルダン 今まで有名デザイナーの名を冠する映画を見てきた中では、異色というか……まあ、つまらなかったんだけど、それは百歳になんなんとするカルダン氏自身が矍鑠としてご出演と… https://t.co/bEW3LkkSRP
2020年10月08日 15:31
ほぼ一世紀を生き抜いてきたカルダン氏の語る記憶はムッソリーニ台頭のイタリアからフランスへと家族が脱出する時まで遡るのだ。それが1926年かな？ 氏は2歳で、急に真っ暗になって自分の目がつぶれたと思ったら、それはトンネルだったそう。… https://t.co/RxwGXhkZK7
2020年10月08日 15:31
で、第二次大戦の話はまるっと端折って、戦後働き出した所につながります。結局逃げた先ではナチスに占領され、その後連合軍に解放されて、イタリア人だった彼ら家族がその際どういう扱いを受けてたかというのは語りたくないんだろうな。それこそカルダン氏の死後じゃないと明らかにされないのだと思う
2020年10月08日 15:31
パリに出てきたのが1946年で、その頃の写真が残ってるんだけど、それはもうハンサム！ で、今だからこそ言えることなんでしょうが、カルダン氏がさらっと言うのですよ。「私は美男子だったから誰もが私と寝たがった」と。この「誰も」ってのが… https://t.co/RkJSjGPA2c
2020年10月08日 15:31
少女マンガと言えばですね、大昔の作品で忠津陽子先生の「お金ためます」のコマにフリルが三段重なったドレスが出てきて、セリフに「カルダンのデザインよ」ってのがあったんです。それがマンガの中で着てる子に似合ってなかったので、嘘だろうと思ってたら、まさにそのドレスが映画に出てきたんですよ
2020年10月08日 15:31
そちらはモデル（当時の）着用だったんでそれなりに素敵には見えましたが、大きなフリルが三段重なった中から手脚が突き出るというコンセプトはそのままなので、あ、これだったのね、と。忠津先生、長いことあの「カルダンのデザイン」を信じてなくてすみませんでした。
2020年10月08日 15:31
さて、そういうポップで可愛いワンピースはたくさんでてくるのですが、オートクチュールのドレスがないのが私としては物足りなかったのだと思います。でもそれがね、カルダンがなしえた業績だったんですよね。可愛い服を一般の女性にも買える価格で提供すること。デザインを汎用化させたのが彼なのです
2020年10月08日 15:31
そういう意味では現代にあふれているモノの原型を作ったのがカルダンと言ってもいい。それは服に留まらず家具から日用品まで幅広くわたる。そういえば子どもの頃、どこにお呼ばれしても「カルダン」のグラスが出てきたような気がするわ。あれ、自分で買うんじゃなくて、お中元とかお使いもので貰うのね
2020年10月08日 15:31
映画や舞台の衣装から建築まで、とにかくカルダンの手がけたモノは数が多くて、それは一本の映画にまとめようとしても無理なんだろうとは思いました。デザインという観点から戦後から現代までを振り返るにはピッタリの映画かもしれません。今でも健康でお元気なカルダン氏の姿も拝めます。
2020年10月08日 15:31
