クリス・スネイク・プリスケン@paxomnibus
#ストックホルム・ケース 見ました！ もうね、「ストックホルム症候群」の元になった事件をイーサン・ホーク主演で映画化ってだけで鑑賞決定でしたからね。だもんで、あらノオミ・ラパスでてる、あらマーク・ストロングもと、登場シーンの際に目を見開いたぐらいです。
2020年11月08日 16:02
まあしかし、本作はイーサン・ホークあってのものでしょう。冒頭、彼が髭に何かぺったり塗りつけてるだけのシーンでもう心惹かれちゃうんだもの。その髭が70年代風な上に長髪が加わると、笑っちゃう程完璧な70年代モデルのできあがり！ それ、… https://t.co/NQCHUktAkU
2020年11月08日 16:02
というのもその後出てくるスウェーデンの刑事さん方に髭と長髪備えてる方が多くって、随分自由だったんだなと。警察署長の方は昔ながらのお堅い髪型でしたが。彼はスウェーデン名物ザリガニパーティーの家族写真を撮ってる所を呼び出されんですが、伝統的＝古いというイメージをつけたかったのかな？
2020年11月08日 16:02
実話ベースなので実際にザリガニを食べる気満々だったのかもしれませんが（だから不機嫌だったのか）、若い（といっても40代ぐらいに見える）刑事達との間には若干断絶があるようでした。あれかな、戦争を肌で知ってるか知らないかの違いかな？ そういう意味じゃ米国とそんなに変わらないのかな？
2020年11月08日 16:02
本作面白いのはスウェーデンが舞台なので人質事件が起こった時の対処の仕方がハリウッド映画で見慣れてるものとは違うって点も大きいのです。1973年のスウェーデンでは「人質立てこもり事件」は想定はしていても慣れてはいなかったようで現場が… https://t.co/wVHYlMrEyP
2020年11月08日 16:02
それはまたイーサン・ホークが演じる犯人の人間性に起因したものかもしれません。悪いことしてるし、自分でもそう言ってるんだけど、何故か危険性を感じられない人物なのよ。勇気がないとか臆病だからとかじゃなくて、他人を傷つけるような事はなるべく避ける傾向にあるというのが見て取れるわけ。
2020年11月08日 16:02
一言で言うなら「お人好し」。それで随分損をしてきてるはずなのに、一向に変わらない。いや、変えずにいるのは彼自身が「お人好し」でいたいからなんだよね。手っ取り早く大金を稼ぎたいから犯罪をたつきにしてるだけ。それをイーサンが演じると何とも憎めない、愛すべきダメ男になっちゃうんですよ
2020年11月08日 16:02
似たような事件の映画で「狼たちの午後」があって、あれの犯人を演じたアル・パチーノはイーサンと同じぐらい間抜けな犯罪者ってのを上手く演じてたけれど、違うのはドジを踏んだ際のキレ方ね。何をするのか分からなくても、危険で近寄りがたいアルと違ってイーサンは宥めれば何とかなりそうなのよ。
2020年11月08日 16:02
その違いは全身から発せられるものなので、両者とも演技力最高って事ですね。イーサンが演じた見たいな男が犯人だったら、そりゃ人質が応援したくなっちゃうのも無理はない。折角いい線までいけたんだから、彼のここまでの頑張りを無駄にしたくない、みたいな感覚です。あるでしょ、そういうの。
2020年11月08日 16:02
この時点でもうイーサン、観客巻き込んでますからね。警察署長の方が狡猾な悪役ですからね。彼のために役立とうとするノオミなんて叡智の女神ですからね。人質なのにいつの間にかイニシャチブとってるあたり、さすがノオミとしか言いようがない。ではマーク・ストロングは何をしてるかというと……
2020年11月08日 16:02
特に何もしません。役柄における彼の能力って、髪の長ささに反比例してるような気がする。酷薄さは強面ぶりと正比例だけど。ま、今回のマークはイーサンの引き立て役に徹してたということで♪ とにかく「ストックホルム・ケース」は大変面白いので、機会があれば是非ご鑑賞を！ イーサン、最高っす♪
2020年11月08日 16:02
