クリス・スネイク・プリスケン@paxomnibus#アーニャはきっと来る 「異端の鳥」を見て辛い思いをした人はこの作品を見ればいいと思う。ナチスの迫害を逃れて亡命しようという子どもを無関係の人々が助けようという話だから。画面全体も瑞々しい牧草の緑と清廉な雪山お白が多いので、目には優しく心は清められる感じです。
2021年01月16日 01:37
クリス・スネイク・プリスケン@paxomnibus主演のノア・シュナップ、予告を見た時はベレー帽で髪が隠されていたので私はこの子がアーニャなのかと思いましたよ。続けて見てたら女の子じゃなかったのでまずビックリ。まあ綺麗な男の子がいたものです。とても美しい顔なんですが同時に素朴なので、牧歌的な背景にも自然に溶け込んで見えるのです
2021年01月16日 01:37
クリス・スネイク・プリスケン@paxomnibus彼の祖父役がジャン・レノ。「レオン」その他で人を殺しまくった彼ですよ。彼が思いを寄せる女性がアンジェリカ・ヒューストン。「ジョン・ウィック パラベラム」では暗殺者養成学校の長でしたわよ。この二人が一緒になったらどれだけ死人が出るのかと期待しますが、原作が児童書なのでそれはナシ
2021年01月16日 01:37
クリス・スネイク・プリスケン@paxomnibus#アーニャはきっと来る 第二次大戦下でも南仏、特にスペイン国境に程近いピレネーの辺りでは「戦争も遅れてやってきた」と冒頭に説明が入ります。それが本当だったのか、本作の原作が児童書のせいなのかは、ナチス占領下のフランスを描いた映画で… https://t.co/wmr8IEjWio
2021年01月16日 02:24
ナチス占領下のフランスを描いた映画で日常生活がこんなに穏やかというのは滅多にないでしょう。
クリス・スネイク・プリスケン@paxomnibus駐屯しているドイツ軍も村民に親しもうとしていて、残虐行為なんてほとんどないんですよ。その内村民も彼らの存在に慣れて、何となく仲良くなっていくのね。その村からパルチザンとか出てないからなのかな? レジスタンス行為があれば厳しく取り調べたり食料を取り上げたりはするけれど拷問はない
2021年01月16日 02:24
クリス・スネイク・プリスケン@paxomnibusナチスといえど同じ人間だとして描いてる部分が多いのです。それでも、ナチはナチであると、そういう部分は忘れずに出す。「コリーニ事件」に出てくるナチスの将校の描き方に通じるものを感じましたね。普通の人間としての感性を備えたまま、ナチスの一員として平気で残虐な事をする。それが人間。
2021年01月16日 02:25
クリス・スネイク・プリスケン@paxomnibusそういったシーンを交えながら、占領下にある村でユダヤの難民をこっそりかくまいつつ成長していく少年の話なのかと思っていたら、実はこれ、メインのテーマはそのお父さんの話だったのでした! 物語も終盤にさしかかった頃にドイツの捕虜収容所から帰還してきたけれど、毎日飲んだくれてるのね。
2021年01月16日 02:25
クリス・スネイク・プリスケン@paxomnibusそのとーちゃんが新たな生き甲斐を見つけてそれによって達成感を得て立ち直るという話が猛スピードで展開されるのです。それまで二年ぐらいのんべんだらりと美しいピレネーの自然を見るだけだったのが、それでようやく話が動くようになるんですが、まあ意外と言えば意外な展開ではありました。
2021年01月16日 02:25
クリス・スネイク・プリスケン@paxomnibusでも全然退屈はしないんですよ。風景も美しいですが、主演のノア君が演技が上手なので彼の一挙手一投足から「ばれたら殺される……」という生きるか死ぬかのスリルとサスペンスが伝わってきますから。ただ彼は子どもなので、自分では現状を抜け出す方法を思いつけないんです。もどかしさも共有できます
2021年01月16日 02:25
クリス・スネイク・プリスケン@paxomnibus彼とその友達に目をかけて仲良くなるドイツ軍伍長にトーマス・クレッチマン。「戦場のピアニスト」「ワルキューレ」「トリコロールに燃えて」等ナチスの将校役には定評がありますが、本作では娘が三人もいる子煩悩なおじさんで暖かみのある役です。ある意味、本作の裏テーマの浮き彫りがこの人。
2021年01月16日 02:25
クリス・スネイク・プリスケン@paxomnibus残虐なシーンがないので、お子様に最初に見せる「第二次大戦でナチスがどんなことやったか」映画としては最適かもしれません(5才ぐらいで見るんだな)。でも大人が見ても物足りないという事はない。人間性の複雑さについて様々なものを見ることができます。
2021年01月16日 02:25