クリス・スネイク・プリスケン@paxomnibus
#ウィッカーマン 大昔に一度テレビで見て忘れられなくなったカルトの名作、新文芸座でやってくれるというのでいそいそと見に行っちゃいました♪ あれ～、こんなシーンあったっけか？ ＴＶだからカットされたのかな？ と思ったらディレクターズカットで入れたらしい。いや、まさにカルト一直線。
2021年01月25日 02:56
かつてテレビで見ようと思ったキッカケはクリストファー・リーが出演してたから。その時字幕だったのか吹替だったのかは覚えてないんだけど、今回はとにかくリー様の美声に惚れ惚れ。「ロード・オブ・ザ・リング」で監督のピーター・ジャクソンが「彼は素晴らしい声をしている」と賞賛するわけだ。
2021年01月25日 02:56
リー様のサルマンの声は「旅の仲間」でも朗々と響く呪文が印象的だったんですが、さすがにもうお爺さまの声だったじゃないですか。 #ウィッカーマン だとまだ若くて壮年なんですよ。第一声からもう痺れるほどの美声！何て事のないセリフなのに舞… https://t.co/WctHdDpBce
2021年01月25日 02:56
舞台で喋ってるのかと思う程の大迫力！
あの声で何か言われたら、内容なんて考える余地もなくただ言うなりに従っちゃうわ～ってぐらいの圧倒的な美声で、主役がかすみまくっておりました。まあ彼はこの映画では物語を動かすための「仮の主役」に過ぎなくて、実質的にはリー様が全てを握ってるのでそれで良いのかもしれません。
2021年01月25日 02:56
もうね、リー様、カリスマ。あの声だけで立派なカリスマでございます。この映画はカルトとして「ミッドサマー」や「ホット・ファズ」等、後の作品に影響与えまくってるんですが、ショッキングな映像もともかく、リー様の存在と声が柱なのだと思いました。でもって音楽がまたよくできてるのね。
2021年01月25日 02:56
全編を通じてシーンにぴったりの、普通のようで普通でない曲が流れております。映画全体を通じて一つの儀式を味わってるような感じですね。見終わるとちょっと頭が痺れたようになる。ちなみに主役はエドワード・ウッドワード。後にTV版「イコライザー」で主役を務めた方ですがリー様には勝てなかった
2021年01月25日 02:56
この映画は正統と異端を対比させて描いています。エドワードは警官の制服をまとった正統側の代表で、見た目も振る舞いも言動もまさに「まとも」。その彼に対するのがリー様で、最初は一見まともそうなのに徐々に異様さが垣間見えてきます。そしてその島ではそれが「普通」だとみんな言うのですよ。
2021年01月25日 02:56
同じ言葉を話し、同じ法律の下にいるはずなのに、自分の常識が一切通用しない人々にエドワードが動揺し、困惑を深めていく様子が地味に上手いです。彼の生真面目さがあるから、リー様のケレン味がまた引き立つんですね。今回劇場の大画面で見て記憶を新たにすることができて大満足でした。
2021年01月25日 02:56
