2月の読書メーター
読んだ本の数:15
読んだページ数:5276
ナイス数:60

 

凍りつく心臓 (講談社文庫)凍りつく心臓 (講談社文庫)感想
長い。夫婦間の不和の話は必要なのか、これ。続刊を先に読んでて良かったと思う珍しい作品ではある。とはいえ似たような作風のCJボックスよりは読みやすいのは主人公の違いだろうか。或いはミネソタの気候の方がまだ馴染みがある感じだからか。知らない動物もあまり出てこないし。1999年の出版だが、この後トランプ政権に進んでいく要素がすでに全部揃っている。同時に現在の日本の状況に重なるものもある。しかしアメリカのヒーロー像も変わったものだ。その変化は望ましいのかもしれないがあまり格好よくない。悪役の方が書きやすいのかな
読了日:02月23日 著者:ウィリアム・K.クルーガー

 

読書メーター