4月の読書メーター
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スエズ運河を消せ―トリックで戦った男たち
スエズ運河を消せ―トリックで戦った男たち感想
第二次大戦の頃から大型船一隻沈めればスエズ運河は通行不能になると言われていたそうだ。それが遂に先日現実となった訳だが、あれなら確かに戦時は補給を断つため狙われる。本書はそういう軍事作戦から目標を守るため、マジシャンが知恵を絞って考え出した奇想天外なトリックの数々を紹介するもの。実録と小説の中間みたいな文体だが面白い。擬装はその後も進歩したが、人間の視覚と思い込みを利用するイリュージョンはレーダーやGPSが発達した今はもう使えないだろう。彼らの活躍がなければ英国軍はロンメルの戦車隊にボロ負けしてたに違いない 。

 

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ときめきが続く、お花の定期便bloomee(ブルーミー)