クリス・スネイク・プリスケン@paxomnibus
『ヴェノム レット・ゼア・ビ・カーネイジ』 ドルビーアトモスで見たら音響良すぎて甲高い”音”にさんざんびびらされ、ヴェノムの気持ちが大変よく分かった。あれは逃げたくなるわ～。そしてダミ声で延々喋り続けるヴェノム、超うざい。映画見てる間中ずっとうるさかった。エディの忍耐は超常レベル
2021年12月05日 01:10
何というか、悩む必要が全くないので、ただ見て楽しむにはもってこいの映画でしたね。物語が全く進展せず前作の設定上でキャラがワーワー騒ぐだけなので、続編というより二次創作に近い感じ。悪役は自己紹介しながら出てくるので謎解きもなければ伏線もない。キャラの内面深く迫る事もないのである
2021年12月05日 01:10
でもこれ、テーマは明確にあるんだよね。「ヴェノム＝とエディ、どっちが重要か？」という問い。ヴェノムはひっきりなしにその問いをエディにぶつけては自分の重要性を主張する。今の生活があるのはオレが手を貸したおかげだろうと。それに対しエディは自分無しにはヴェノムの存在もないと返すわけ
2021年12月05日 01:10
それはそのまま監督のアンディ・サーキスが抱える二律背反なんだと思う。彼は『ロード・オブ・ザ・リング』のゴラムや『猿の惑星』のシーザーでＣＧキャラに命を吹き込み存在感を与えたとして有名になったけれど、それは自分自身の姿ではないわけで、俳優としては面白くない部分もあるのだろう。
2021年12月05日 01:10
彼が演技で作り上げたゴラムやシーザーは彼本体の上にのっかっている、いわばヴェノムのような存在なのだ。自分を養分に大きくなった架空のキャラ。彼らに人格があれば映画界に大きな業績を残したのは自分達であってアンディではないと言うだろう。アンディ自身が心でそう呟いているのかもしれない
2021年12月05日 01:10
それに対して反論するのもまたアンディ自身なのだが。 残念ながら双方の主張は平行線を辿るばかりで決着はつかない。アンディの葛藤がそのまま脚本になっているようだ。とりあえず仲直りさせるためには共通の敵が必要で、そのためにカーネイジを出したんでしょうが、彼の背景がお粗末で残念でした。
2021年12月05日 01:10
それに対して反論するのもまたアンディ自身なのだが。 残念ながら双方の主張は平行線を辿るばかりで決着はつかない。アンディの葛藤がそのまま脚本になっているようだ。とりあえず仲直りさせるためには共通の敵が必要で、そのためにカーネイジを出したんでしょうが、彼の背景がお粗末で残念でした。
2021年12月05日 01:10
まあウディ・ハレルソンは『ナチュラル・ボーン・キラーズ』の再演ができて楽しかったかも。お相手役は先日まではボンド一筋だったマネーペニー、ナオミ・ハリス。こちらは『パイレーツ』のカリプソが『Ｘメン』に出たら……って感じのキャラでした。脚本の足りない部分を俳優の役作りで埋めるタイプ
2021年12月05日 01:10
マリガン刑事役のスティーヴン・グレアムはお髭のせいか「ああ、ラッセル・クロウが肥ってなかったならこんな感じだったっけかな……」という風貌。この人も仕事できるのか無能なのか、暴力刑事なのか熱血なだけなのかよく分からないままだった。 https://t.co/lzBd3wL03m
2021年12月05日 01:10
