クリス・スネイク・プリスケン@paxomnibus#悪なき殺人 >黒澤明の『羅生門』を彷彿とさせる手法で描かれる とありますが、同様の売り文句だった『最後の決闘裁判』がまるで違っていたのと同様、どっこも似てない作品でした。三つの異なる視点による構成ってだけで『羅生門』引き合いに… https://t.co/5KOpeSwy7T
2021年12月13日 11:08
引き合いに出すの、いいかげんやめたらいいと思う。
クリス・スネイク・プリスケン@paxomnibus本作、三章のタイトルがそれぞれ女性名なんですが、中心となる人物は全員男性なんですね。どれもロクでもないのですが、中でもコートジボワールの青年を見てると何故かここ数代の本邦総理大臣思い出しましたわ。額に汗せず詐欺で稼いだ大金を自分をよく見せるためだけに周囲に景気よくばらまくのね
2021年12月13日 11:08
クリス・スネイク・プリスケン@paxomnibusなくなったらまた搾れる所から搾ればいいという考え方で浅はかそのもの。彼に限らず登場人物の愚かしさが男女共に大変分かりやすく描かれていて面白かった。女性は自己中心的に愛を語り、男性は性的充足のためならどんな馬鹿な事もする。そこに偶然が関与すると思わぬ悲劇が起こる、みたいな感じ
2021年12月13日 11:08
クリス・スネイク・プリスケン@paxomnibusただ全体的に見るとテーマが分からない。だからどうなの、と。こういう時は作品中に潜んでいる「作者」を探し出すんだよね。主人公ではなく、この物語全体を通して最も得をした者。ミステリーの犯人探しと似てるけど、金銭ではなく人生全体を見た時に一番「うまくやった」人を見つけるのがコツ。
2021年12月13日 11:08
クリス・スネイク・プリスケン@paxomnibusその人を中心にストーリーを再構成すると、これは男性にとってものすご~く都合のいい話だというのが分かる。古女房と別れて若い愛人を家にいれたいけど、面倒な事は一切やりたくない男の願望。偶然、全てが上手くいって自分だけが幸せになるためには何がどうなったらいいのかと妄想した末の物語
2021年12月13日 11:08
クリス・スネイク・プリスケン@paxomnibusそう考えれば全てが腑に落ちますよ。まあ絶対、物事はそんな調子よく運んだりしませんが。どれだけ自分が関わりのない第三者を気取っていたとしてもね、と私は「作者」に言ってやりたくなりましたが。愛人に結婚を迫られる恐れさえ排除してるんだもん。ほんと男って身勝手、というだけの映画でした
2021年12月13日 11:08