クリス・スネイク・プリスケン@paxomnibus#天才ヴァイオリニストと消えた旋律 音楽に耳を傾けていたらふと『ロード・オブ・ザ・リング』を彷彿とさせる調べが耳に入った。洞窟のように見える場所が背景にあるのだがその様子がちょっとホビット庄に似てるのだ。あれえ?と思ってクレジットをチェック。やっぱりハワード・ショアさんだった♪
2021年12月21日 12:11
クリス・スネイク・プリスケン@paxomnibushttps://t.co/V3i72gH22F この映画の音楽は本当に美しい。『ロード~』に似てるといってもほんのさわりだけで、あとは風のように流れていく。そう、何もないところにふきわたる風にどこかからむせび泣く声が聞こえてくるよ… https://t.co/dErNHYozW4
2021年12月21日 12:11
そう、何もないところにふきわたる風にどこかからむせび泣く声が聞こえてくるような、そんな音楽だ。 幾つか流れるヴァイオリン曲も名手のもので心に響く。
クリス・スネイク・プリスケン@paxomnibus劇中、NYのユダヤ人コミュニティの家を主人公が訪ねるシーンがある。応対に出た奥さんの髪型に見覚えがある。これはカツラなのだ。『ニューヨーク、アイラブユー』のミーラー・ナーイル監督作「宝石商と宗教 」でナタリー・ポートマンが似たようなカツラを見せていた。彼女が結婚したら使うものだ。
2021年12月21日 12:11
クリス・スネイク・プリスケン@paxomnibus彼女が属するユダヤ教の宗派(ハシド派と思われる)では女性は結婚とともに髪を剃り、かつらやスカーフで頭を覆って一生を送る決まりなのである。つまりそのシーンはその一家はユダヤ教の昔ながらの厳しい戒律に今でも従っている事を示しているのだ。特に厳密に戒律を守るのは超正統派という事か。
2021年12月21日 12:11
クリス・スネイク・プリスケン@paxomnibusそれはとても重要なことだ。それがある家族のバックグラウンドだから。現代人とは全く違う感性で生きているといっていいのだろう。だから、普通の人間とは相容れない。それはもうどうしようもなく、そう生きる道を選んだからには仕方のないことなのだ。
2021年12月21日 12:11
クリス・スネイク・プリスケン@paxomnibusというのは理解できたが、だからといって映画を見てすんなり納得できたかというとそれは話が別。私はハッキリ言って「何だオマエ、それでいいと思ってんのか。事情は事情として、自分がどれだけ迷惑かけたかわかってんのか」と大変日本人的な感想を抱きましたわ。あれじゃ主人公が報われなさ過ぎる
2021年12月21日 12:11
クリス・スネイク・プリスケン@paxomnibus自分が全てを奪われたと思ってる男が、自分自身が他人から全てを奪ったと知ったのに、なんちゅーか反省とか自省とかが少ないのよね。無いとはいいませんが、それだけかい、みたいな。でもその理由に宗教持ってこられたら反論できないでしょ? ずるくない、それ?
2021年12月21日 12:11
クリス・スネイク・プリスケン@paxomnibusこう、第二次世界大戦下の強制収容所の話だけじゃなくて、それがどれだけの悲しみをユダヤ社会にもたらしたのかというのは分かるんだけど、それとは別にヴァイオリニストが身勝手な人物過ぎてどうにも同情できないというね、そういう映画でしたわ。
2021年12月21日 12:11