4月の読書メーター
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一度きりの大泉の話一度きりの大泉の話感想
「ポーの一族」のコミックスが出た時の事を覚えている。それで萩尾のファンになった中学生達がさらに夢中になったのが「11月のギムナジウム」と「トーマの心臓」だった。彼女達がその後待ってましたとばかりに「風と木の詩」に飛びついたかというと、実はそうでもない。「精霊狩り」等ですでに萩尾作品に馴染んでいた者達は「11人いる!」が出た時にこれぞ傑作SFと狂喜乱舞してそちら側の作品ファンになり、少年愛にはそこまで深くはまらない者が多かったのだ。萩尾と竹宮のファン層は重なりつつも実は微妙に違う。お二人がそうであるように
読了日:04月30日 著者:萩尾望都 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 


別冊NHK100分de名著 果てしなき 石ノ森章太郎 (教養・文化シリーズ 別冊NHK100分de名著)別冊NHK100分de名著 果てしなき 石ノ森章太郎 (教養・文化シリーズ 別冊NHK100分de名著)感想
子供の頃、連載時に読んでいた「仮面ライダ-」や「キカイダー」は構図は凄いと思うものの話が「009」に比べて面白いとは思わなかった。だが違うのだ。石ノ森章太郎のマンガはコミックスでまとめて読んでこそ真価が分かるのだ。コマ一つで見ると絵だけど全体をとらえると壮大な物語が広がっている(広がりっぱなしな場合も多いけれど)。そんな事を思い出しながら読んでいた。もう長いこと離れていたけれど、すっかり大人になった今こそ読み直す時なのかもしれない。特に「さるとびエッちゃん」と「ドンキッコ」はよく知らないままだったから是非
読了日:04月05日 著者:ヤマザキ マリ,名越 康文,夏目 房之介,宇野 常寛

 

 

 

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