5月の読書メーター
読んだ本の数:10
読んだページ数:2512
ナイス数:42
ヤマザキマリの世界逍遥録 (JAL BOOKS)の感想
とりとめのない旅行記。活字も大きくイラストも豊富なので入院してる人へのお見舞いにいいかも。本書では木の上でだらりとしたパンダばかりが描かれているが、私が見に行った時はなまけぐせのある子パンダを飼育員が棒で叩いて木登りさせようとしていた。だらりと垂れ下がるためにはまず木に登れと子どもの頃から教えこむのだろうか。そんなことを思い出しながら読んでいた。
読了日:05月20日 著者:ヤマザキ マリ
パスタぎらい (新潮新書)の感想
著者の食の記録はすなわち「行った先」の記録でもあるのだった。味覚と結びついた記憶は強い。何でも食べようとする著者はエライ。が、自分の胃のことはもっとちゃんと理解しておくべきだろう。イタリアでは家族によってワインやオリーブオイルは決まったものしか食べないという。その味覚の固定化は日本における「かーさんの味噌汁」や「うちの漬け物」よりずっと強力なようだ。ちなみにワインは気に入った銘柄を毎日飲み続けると他のを不味く感じるようになるのは確か。別のワインを開拓しようとしても舌が受け付けてくれない。値段は関係ないのだ
読了日:05月30日 著者:ヤマザキマリ
この本をサイゼリヤとVEROCEで読んでた私です。