クリス・スネイク・プリスケン@paxomnibus#ブラック・フォン 原作がスティーヴン・キングの息子なのだが、始まりからして『It』っぽいのについニヤリ。登場人物の服装が70年代っぽいなと思ったら78か9年と出た。野球の試合があって、主人公が ”チャーリー・ブラウン的負け犬”で… https://t.co/XrldEb6x2t
2022年07月15日 16:27
主人公が ”チャーリー・ブラウン的負け犬”である事が分かる。彼が悪ガキ共の標的にされるのはそのせいだ
クリス・スネイク・プリスケン@paxomnibusこの映画、言葉による説明がとても少ない。主人公のフィニーと妹のグウェンは父親を怒らせないようびくびくしながら暮らしているが、その理由は語られないのだ。大きな音にひどく反応する事から父親はシェル・ショックなのだと思われる。という事は一家は彼の軍人恩給で生活しているのだろう。
2022年07月15日 16:27
クリス・スネイク・プリスケン@paxomnibus当時(70年代末)は軍人の年金が高額だったらしい事は父親が読んでいる新聞から分かる。父親の年齢だと従軍したのは朝鮮戦争だろうか? ベトナム戦争の影響で退役軍人にも風当たりの強い時代だっただろうから、父親が常に不機嫌なのも無理はないのかもしれない。でもそんな説明は一切ないのだ。
2022年07月15日 16:27
クリス・スネイク・プリスケン@paxomnibusまあ、映画の展開に必要ないっちゃ必要ない情報ではある。そういう周辺事情を知りたがるのは私が本を読む人間だからだろう。この映画、原作は小説なのに作り方がゲームっぽい。原作者もゲーム世代だからだろうか。雰囲気は『It』で時代は70年末なのに古臭く感じられないのはそのせいかもしれない
2022年07月15日 16:27
クリス・スネイク・プリスケン@paxomnibus私自身はテレビゲームをしないのに何をもって「ゲームっぽい」と感じたかというと、この「説明の無さ」にある。物語はとてもよくできていて自然に展開するが、構成を見ると1ステージで1アイテムずつゲットしていって、最終的にそれらを上手く使う事で光明を見出すのだ。ゲームをクリアするように
2022年07月15日 16:27
クリス・スネイク・プリスケン@paxomnibusアイテムが当たり前のように的確に使われているのもゲームっぽいと思った。これが本だったら主人公はもう少し悩み、考えるだろう。そして「そうだ、あれがあった!」と閃いたり「これは利用できるぞ」と思いついたり、いろいろ試行錯誤したりする。本の読者ならばそこにわくわくするものだ。
2022年07月15日 16:27
クリス・スネイク・プリスケン@paxomnibusしかしこの映画では違う。アイテムは予め決まっていたかのように配置され、観客は「そうきたか!」と膝を打つ。それはそれで楽しいが、私が今まで経験してきたのとは異質のものだった。新鮮ではあるが、何かが違う。この説明の省略の仕方は、ひょっとしてそれがゲームのお約束だからなのでは?
2022年07月15日 16:27
クリス・スネイク・プリスケン@paxomnibusそう思うとフィニーがブラック・フォンから受け取る情報は攻略本的要素なのかもしれない。誰かの試行錯誤の結果を受け取って自分のゲームに反映させてるわけだから。まあその受け取り方がホラーなんだけど。うん、よくできた作品だわ。
2022年07月15日 16:27