7月の読書メーター
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潔白の法則 リンカーン弁護士(上) (講談社文庫)潔白の法則 リンカーン弁護士(上) (講談社文庫)感想
受難続きのミッキーの人生の中でも極めつけの事態。今までにかった恨みのツケをまとめて払わされている感じだが、ファミリー総出で彼を援護するのが心強い。ボッシュも出てきて、相変わらず鋭い観察眼と丹念な調査で解決の糸口を見出すシーンにニヤリとする。法廷のシーンでは判事と検察官それぞれのキャラクターが生き生きと描かれていて、どんな顔でどんな声を張り上げてるのか想像できそうだった。しかしここに出てくる拘置所の食事はあまりにひどい。栄養バランス等何も考えられてない。毎食食べてもミッキーがやせ細る描写が出てきたが充分納得
読了日:07月28日 著者:マイクル・コナリー


潔白の法則 リンカーン弁護士(下) (講談社文庫)潔白の法則 リンカーン弁護士(下) (講談社文庫)感想
訳文に少々気になる所があった。2箇所程「延々と」ではなく「永遠の」時間と書かれていたり、「無理筋」「あちゃー」という言葉を入れてくるなど、新しいな、と。また。原文がどうなってるのか分からないが、読んでて混乱する文章があった。検察官と判事の対話で出てくる「弁護人」がそれだ。文脈的には検察官に呼びかけているはずなのだが、通常は「ミズ・バーグ」と呼んでいるのだ。「弁護人」といえば弁護側を指すものとばかり思っていたが、検察側に対しても「弁護人」という呼びかけをするのだろうか? そうでなければ分の意味がとれないが…
読了日:07月28日 著者:マイクル・コナリー

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