タイトル、何が何やら分かりませんね。
別に魔女の国でレーズンの代わりに蜘蛛入れた食パンが出たとかではないのです。
正しくは、食べかけの食パンの袋の中に蜘蛛が闖入していたと、こういうわけ。
ここは強調しておきますが、8枚切りの食パンの袋、購入の際についてくるあの四角いプラスチックの留め具
(今調べたら「クロージャー」というらしい)、あれできっちりとめておいたんですよ、前回パンを取り出した後。
ただそれが数日ほど前だったのね。
だからトースト食べようと袋を手にとって中を見て、食パンの角に黒っぽいものがあった時は最初はカビかと思ったんですよ。
でもね、カビにしては形が変なのね(頻繁にカビさせているので見慣れている)。
妙だなあと思って目に近づけてよく見ようとしたら、動くじゃないですが、その黒いもの!
ギャー、スティーブン・キングのホラーか~! と思って目をこらしてよく見たら脚が八本ついている。
なんだ、ホラーじゃなかった、ただの蜘蛛か……って、クロージャーでしっかり留めてあるのにどこから入ったのよ。
これはホラーじゃなくてミステリーだったのか!
とひとしきり心の中で騒いだ後、食パンは蜘蛛ごとゴミ箱に捨てました。
蜘蛛が歩き回ったパンなんて食べられるかよ、カビより始末が悪い!!
あ~、気持ち悪かった。
まあそりゃああのクロージャーで密閉されるとは思わないけど、まさか蜘蛛の侵入を許すとは思わなかった。
あのクロージャー、過信してはいけなかったのですね。
はい、一夏の、ある日の出来事でした……。