クリス・スネイク・プリスケン@paxomnibus予告篇を見た瞬間「これ絶対私の好きなヤツ」と思った『ミセス・ハリス、パリへ行く』を見ました。評判も上々だし、思ってた通り絶対好きなヤツでした♪ だってハリス家の壁紙、恐らくウィリアム・モリスの「ひなぎく」でしたもん。趣味がいいのよ… https://t.co/i38peRl4Nm
2022年11月26日 01:07
クリス・スネイク・プリスケン@paxomnibus「ひなぎく」はモリスが最初にデザインした壁紙の一つ。他の作品に比べてシンプルな図柄のためか当初は売れゆき悪かったそうです。でも後年その素朴さが受けて人気商品になったんだとか。今回ハリス家を見て分かったんですが、凝りすぎてないから見てて疲れないのね。何十年でもそのままで平気なの
2022年11月26日 01:36
クリス・スネイク・プリスケン@paxomnibusミセス・ハリスは夫が帰ってくるまで家の調度をそのまま、全く変えずにいたんだろうなと思いました。愛するエディが帰ってきた時に戸惑わないようにね。ひょっとしたら夫と住む家にはこれと決めた壁紙のままだったのかも。モリスの美しい壁紙、「ひなぎく(デイジー)」。薔薇ではないのよ、絶対に
2022年11月26日 01:36
クリス・スネイク・プリスケン@paxomnibusなんてゆっかな、薔薇とデイジーの間に優劣はないのよ、花としての機能には。美しさにおいても遜色はないと思う。デイジーには幾何学的な美しさが備わっていて、その完成度において薔薇は遠く及ばないから。でも薔薇の花びらの重なりと折れ具合の醸し出す魅惑や妖美はデイジーには全くないよね。
2022年11月26日 01:54
クリス・スネイク・プリスケン@paxomnibusそういう「美」は人間が勝手に見出すものだからさ、「好み」でしかないんだと思う。ミセス・ハリスの美しさは紛れもなくデイジーのそれで、まっすぐで、公明正大で、地に根付いているもの。それは温室育ちの薔薇が100本束になってかかってもかなわない強さと美しさ。ま、そういう映画でした。
2022年11月26日 01:54