クリス・スネイク・プリスケン@paxomnibus
ラージャマウリ監督の私が見た作品（製作年順に『ヤマドンガ』『マガディーラ』『マッキー』『バーフバリ 伝説誕生』『バーフバリ 王の凱旋』『RRR』）に共通するパターンとして・満身創痍での死闘があると以前書きましたが、その描写はそれぞれ違います。（以下上記作品に関するネタバレあり）
2023年05月18日 05:32
『ヤマドンガ』はラジャが転落で、『マガディーラ』ではバイラヴァが矢による致命傷を受けてふらつきながらも残る力を振り絞り、数々の敵を倒しながら首魁に近づいていく感じ。『マッキー』は主人公がCGのハエなので羽やら翅やらパーツ欠損のやりたい放題。最後は特攻による爆死だったかしら？
2023年05月18日 05:32
『バーフバリ』ではまた弓矢に戻り、『伝説誕生』冒頭は片手に赤子を抱いたシヴァガミが自分の背に突き立ってた矢を引っこ抜いて追っ手を迎え撃つという離れ業。奪った剣で残る敵を倒す頃にはもう夢中で見てましたっけ。クライマックス用だった瀕死の戦闘シーンが、ここでは掴みに使われてたんです
2023年05月18日 05:32
『王の凱旋』では背中に受けた数多の矢を剣で一薙ぎに払った後のアマレンドラの戦い方が面白いんですよ。可能な限り自分の力を使わず、敵のパワーを使って別の敵を倒すよう仕向けるんですね。前から突っ込んで来る剣先から身をかわし、相手の体勢が崩れた所を突き飛ばして後ろの敵を倒すような形。
2023年05月18日 06:31
ちょっと合気道っぽい感じ？ とにかく自分の体力温存のため、アマレンドラ最小の動きしかしないんです。敵の攻撃の方向を見定め、その線上から自分の身体をそらし、その攻撃を別の敵に向けてやる。この時のアマレンドラにとっては自分を襲う敵こそが己の武器。された方は迷惑だったでしょうが。
2023年05月18日 06:31
