雨上がりの空に 七色のあざやかな虹が
かかったのを 見つけた
半円形の虹のふもとまで 行けたら
ありえないくらい 愉しいことが
待っていそうな気がして
一目散に 駈けて来た
丘の上に たどり着いたとき
陽の光が どんどん どんどん 明るくなって
虹が消えた
虹は 消えてしまったけれど
・・・どんな世界があるんだろう・・・
妄想しながら 走り続けた ボクの頭の中には
愉しいことが 次から次と 浮かんできて
もう ぜんぜん とまりそうにない