写真の赤で囲ったところが

ホテイアオイです。



『ホテイアオイのこと知りませんでした』

 

教授の池の出来事で大事件です。

ホテイアオイを一生懸命育てていました。

冬になると枯れてしまうので、

昨年は、お部屋に入れて凍らないようにしたり。

また、

池の一部をかこってホテイアオイを入れて、

カポックでふたをしたり、

その上を畳のゴザをかぶせて、

さらに、

その上を雨に打たれないようにブルーシートで保護して、

凍りついてしまう冬をやり過ごしました。

 

こうして、

やっとのことで春を迎え、

生きのびたホテイアオイでした。

知らぬこととはいえ可愛がっていました。

 

なんと、

植物学者の娘から一報が入らなければ、

知らないで、

教授の池はホテイアオイで埋まってしまうところでした。

 

娘に、

『あなたがプレゼントしてくれた睡蓮の花がこんなに咲きました』と、

5月の初開花以来、

2カ月以上もきれいなお花が咲き続けていること。

そして、

予定されていたオリンピック開会式に合わせるように、

724日には睡蓮の花が今季最多の12ケも咲いた

写真(参考:下記の写真)をメールで送ったところ。

 

私は全く知りませんでした。

12ケも咲いたよ!』と、

睡蓮の花だけを見ていた私は、

むしろ得意げに送信したところ


早速、

お返事のメールが返って来てびっくり仰天しました。

 

・ホテイアオイ属は世界で6種類。

・日本の自生種はない。

・明治中期に観賞用・家畜飼料として導入。

1972年に野生化確認。増殖力きわめて大。

・水面を覆い尽くし光を遮断のでその他の水生植物に悪影響を与える。

IUCN(国際自然保護連合)の世界の

侵略的外来種ワースト100に含まれる。

 

とのメールに本当にびっくり仰天。

何事も学問することの大切さを教えられました。


金魚などの水槽で使うのは良しとして、

教授の池で共存共栄は無理なようね。

睡蓮の花を可愛がってね!

との植物学者の娘からのアドバイスでした。

 

さあ、困った 困った。

知らなかったなァー。

ホテイアオイも可愛がっていたのに。

去年はそんなに沢山ではなかったので、

薄紫色のホテイアオイの花が咲いた時には、

なんてきれいでしょう。

なんてすてきでしょう。

なんて大満足していたのに、

アララ〜アララ〜

困った 困った 本当に困った。

教授の嫌いなことは『2者択一』することです。

教授の好きなことは『折衷案』することです。

どうしよう。

どうしよう。

困った 困った 困った。

一晩寝てから考えます。

何か良い方法はないものでしょうか。 





6月6日撮影=まだホテイアオイの繁殖の手は
伸びていないすっきりとした池面。
池の右奥にほんのちょっと見えます。 


      



7月24日撮影=わずか2カ月の間に繁殖の手が伸びる。







7月25日撮影=栄養を一杯蓄えてたくましく一面に広がる。





7月25日撮影=2カ月でここまで広がる。


このまま放置すれば、 

1か月後には池全体が埋まることでしょう。


教授殿!さあどうする。ご決断を!