季節の営みに目を輝かせる子どもに育てたい。
大地の実りに歓声を上げる子どもたちに育てたい。
そのためには、
まず、保育・幼児教育の先生たちが、
自然大好き人間にならなければなりません。
自分の手でお花や野菜を育てて思わず感動のあまり、
ワアー! ワアー!! 叫んだことがありますか。
その感動が その感激が 必要なのです。
大地保育の先生養成はそこから始まります。
大地の恵みに感謝する人づくりです。
ほうれん草を育てるじゅっぺ教授のお話をします。
(写真1)2020年11月13日。
じゅっぺ教授自宅の縁側前の
小さな家庭菜園(1m ×2.5 m=2.5㎡)を
耕しているじゅっぺ教授です。
10日後の深まる秋の日に種まきしました。
これから冬を迎えます。
冬になって霜が降りるほど寒くなると、
ほうれん草は凍らないように糖分を蓄えます。
だからほうれん草は甘くなり、
美味しくなるのです。
(写真2) 2021年2~3月。
気温が上がり成長が早くなります。
お天気が続き、砂ぼこりの日には水撒きをします。
いっそう成長が早くなり、
日に日に大きくなるので、
混みすぎているほうれん草は間引いて食べ始めます。
おひたしにしたり、お味噌汁に入れたり、卵とじにしたり、
柔らかくて 甘くて おいしくて 毎日が楽しみです。
(写真3~4)2021年3月18日。
今年はほうれん草の出来が良く。
小さな家庭菜園でもこの通り豊作です。
じゅっぺ教授の笑顔と手をご覧ください。
30~40㎝にも大きくなって、
みずみずしくて 甘かった。
(写真5)2021年3月27日。
最後のほうれん草を収穫するじゅっぺ教授の奥さん。
11月23日に種をまいてから3月27日の収穫終了。
4ヶ月間の楽しみでした。
自然の営みは目を見張るばかりで、
じゅっぺ教授は幸福いっぱいの毎日でした。
じゅっぺ教授が言いたい事は、
保育内容「園児に自然を伝える」には。
まず体験することの大切さです。
先生たちもほうれん草を作ってみてくださいね。
《追伸》
先生たちにお願いがあります。
自然の素晴らしさや、自然の大切さを知り、
『地球のSOSに耳を傾けて』欲しいのです。
地球温暖化やプラスチックゴミ問題など、
今世紀最大の社会問題は自然環境破壊です。
子どもたちに実のり豊かな大地を残してあげましょう。
子どもたちに澄んだ青い海を残してあげましょう。
子どもたちにきれいな空気と大空を残してあげましょう。
大人たちの責任です。
大地保育環境論の根本にある哲学です。
本当に良い保育・幼児教育の先生になるために、
日常の中で地球環境美化に取り組みましょう。
考えて!出来ることから!
保育園・幼稚園・こども園でも始めましょう。