《保育・幼児教育の先生へ 養成講座》

自然から学ぶ姿勢は先生の鉄則です。
自然は感動の宝の山です。
感動は豊かな生命力を養います。

では感動する力を身につけるにはどうしたらよいでしょう。

意識して自然と出会い、体験を通して、
五感を豊かにはぐくむことです。

五感とは?
①見る「視覚」~ワアー!富士山だぁーと・・・感動する。
②聞く「聴覚」~ワアー!春一番、ウグイスの鳴き声に・・・感動する。
③嗅ぐ「臭覚」~ワアー!何処からか漂う、くちなしの香りに・・・感動する。
④食べる「味覚」~ワアー!甘い・酸っぱい果物に・・・感動する。
⑤さわる「触覚」~ワアー!どろんこニュルニュルツルツルベッダンコに・・・感動する。

特に、
ポジティブ系の感動から『良質の生命エネルギー』が充填されます。

『良質の生命エネルギー』とは発見・発明・創造の喜びの源泉です。

だから、
ポジティブな五感に導かれる人の生涯は、
実り多いい人生が約束されるわけですね。

大切な事は、例えて言うならば、
自然とのアタッチメント(愛着)とスキンシップ(接触)だと、じゅっぺ教授はつくづく思うのです。

精神的にも物理的にも自然と距離を置いた生活ではだめです。

自然に惚れ込まなきゃーね。
自然に抱きつかなきゃーね。

そうすれば『自然の神々』の方から愛されちゃうよ。
自然から学ぶってそう関係の事なんだよ。
幼稚園教育要領では『環境による教育』って言ってるよ。
じゅっぺ教授は『大地保育環境論』という本を出してるよ。
自然と一体になるって言葉もあるよ。

じゅっぺ教授のお母さん(大地保育の創始者 塩川豊子)は、
『汲みつくすことのできない宝庫である大自然に挑む中で、
子どもたちが育てられていく保育』と言ってるよ。


さて、
今日のじゅっぺ教授の話は「四角豆」と一体になって、我が子を育てるように付き合ってみましょうと言うお話です。
サアー!「四角豆」を育ててみよう。

育てるといっぱい感動に出会えるよ。


2021年4月10日の春うららの中じゅっぺ教授は、
先にネギを育てていた畑に
「四角豆」を植えるために土作りを始めました。
広さ1.8㎡です。畳1畳ぐらいです。

この畑は、
2020年10月28日にネギ(秋蒔きの万能葉ネギ)を植えて、
2021年3月20日に収穫終了した畑です。
思えば5カ月間、ネギと楽しく美味く生活を共にしました。

この畑には、まだ豆類を植えた事はないので
連作にならない「四角豆」を育てることにしました。

「四角豆」は切ると断面が四角いよ。
沖縄や熊本でよく食べるんだ。
もとは熱帯原産だけど改良されて今では静岡でもよく育ちます。
栄養たっぷりでさっぱりした味です。
サラダ・おひたし・炒め物・あえ物にすると美味しいよ。
花はスイートピーと同じでキレイだよ。
実はもちろんだけど、花も葉も芋(塊茎)も食べられます。

じゅっぺ教授の土作り(写真1)。



①種蒔きの2週間前(2021年4月10日)に、
 苦土石灰を1㎡に100 gほど撒き、よく耕しました。




②種蒔き1週間前(2021年4月17日)に、
 堆肥と化成を土によく混ぜました。



③農家のおじさんから、マメ科なので肥料は少なめに。
 肥料が多いと花つきが悪くなると教えていただいたので少なくしました。

(写真2)をご覧ください。



2021年4月22日。
移植ゴテで5 cmの穴を 40 cmの間隔で掘りました。

(写真3)をご覧ください。
 


同日、昨日一晩水につけていた「四角豆」の種を、
穴に2粒ずつ撒きました。
芽が出てきたら成長の良い方を残して1本にします。

(写真4)をご覧ください。



同日、じゅっぺ教授手作りの長い柄をつけた
水撒き専用シャワーでたっぷり水を撒きました。

やれやれ、
これでやっとと「四角豆」の種蒔きが終わりました。

では、今日の話はこれで終わりですが、
・支柱を立てる(蔓が伸びる5~7月)
・少々の追肥をする(7~9月)
・収穫(8~10月)・・・・・
・・・・・と「成長の驚き」と「実りの感動」のドラマがあります。
ときどき報告しますからじゅっぺ教授と共に、
楽しみに待っていてくださいね。

では、コロナ禍中。皆さんご自愛ください。
じゅっぺ教授より