第38話:本物の消防車大地号がやってきた
-子どもたちの楽園〜遊ぶ 遊ぶ 笑顔 笑顔-

【写真1・2】をご覧ください。

 


子どもたちにとって本物の消防車大地号の魅力はものすごい。
見つけた瞬間によじ登る。

 


見つけた瞬間に遊びが始まる。
幼稚園教育要領の「環境による教育」です。
遊びは 自発的に 主体的に 興味を持った環境に挑戦することから始まる。
挑戦することにより 自ら個性と能力は引き出され 自主性 主体性が育まれてい
く。
指示待ち症候群の保育園とはまるで逆だ。
野中保育園の環境と遊びはだから素晴らしい。
個性と能力を引き出してくれる本物の環境の良さは計り知れない。

【写真3】をご覧ください。

 


富士宮市消防団 第2方面隊 
第9分隊(静岡県富士宮市野中町608詰所)から、
野中保育園に本物の消防車が遊具となってやってきました。
保育園の名物遊具『消防車大地号』の誕生です。

【写真4・5・6・7・8】をご覧ください。

 


重量感のある本物だよ! 本物の消防自動車だ!

 

 

 

 

 

 

 

 

 


憧れの「しょうぼうじどうしゃじぷた」がやってきたからたまらない! 大感激!
《絵本: 渡辺茂雄(文) 山本忠敬(絵) 福音館書店》
遊ぶ 遊ぶ 笑う 笑う 野中保育園のこどもたち。

【写真9・10】をご覧ください。

 

 


さて、ギアーを操作して。
ハンドルをしっかり持って〜安全確認〜しっかりと前方を見て〜発車オーライ!
いつだってパパとママの運転を見てるから・・・・・わかってる わかってる 大丈夫!

アニミズム期・自己中心期の幼児の頭の中のメルヘンは現実です。
《アニミズム期の乳幼児は、実念論・人工論・観念論の空想世界で暮らしています》
どろんこだってチョコレートになるし。
泥水だってコーヒー牛乳サ。
棒きれだって刀になるんだヨ。
ママゴトでお父さんお母さん役にも変身サ。

サア! 本当に! 消防車大地号が動き出した。
飛行機にもなるし。ロケットにもなるし。
東京にも行けるけど、宇宙にだって行けるのヨ!
わかりますか? わかりますか? 
この臨場感。 このドキドキする気持ち。

【写真11・12】をご覧ください。

 

 

 


乗る時も 降りる時も こんなところから私できるのよ。
わかりますか? わかりますか? これが遊びです。
全知 全能を振り絞って 面白く 考えて 遊ぶのよ!
「しょうぼうじどうしゃじぷた」は私の言うことなんだって聞いてくれるの。
楽しいったらありゃしない。
だから野中保育園大好き! 
これって大地保育って言うんだよ!
パパもママも先生たちも笑って見ていてくれるんだ。

【写真13・14・15】を見てください。

 

 

 

 


感激だよ! 消防車大地号の屋根の上って 見晴らしがイイー。
ヘンリー(犬名)だって アンナ(犬名)だって保育園のお友達だから、
・・・・・みんな仲良く 乗って 乗って 乗ってちょうだいよ お出かけヨ!

じゅっぺ教授も赤ちゃん抱いて一緒にドライブにでかけます。
子どもたちの生活って保育環境が大切なのヨ!
消防車大地号でこんなに豊かな保育内容になるんだよなァ〜。
これが『大地保育ものがたり』サ!