第66話:今年もじゅっぺちゃんの家庭菜園始まる(その1)
   ー大地保育はこの一歩から始まる《じゃがいも編》ー

1、掘り出し物のじゃが芋の種を入手

*3月29日 午前。
たまたま別の買い物でカインズホームに行ったとき。
掘り出し物のじゃが芋の種を手に入れることができました。
なんと売れ残りのじゃが芋が3個ありました。
写真をご覧ください。

 

①北あかり・・・ 198円ー値引き98円= 100円


② メークイン・・・同上


③男爵・・・同上


合計300円で、とても得した気持ちになりルンルンでした。

2、農作業のファッションが大切!

*3月29日 午後。
自宅に帰ると早速じゅっぺちゃんは農作業のファッションに着替えます。
作業目的にかなったファッションが大切なのです。
汚れても大丈夫。
怪我防止の安心安全の身支度でやる気満々。
ファッションは心のウォーミングアップ(準備体操)です。
その日のうちにすぐやるじゅっぺちゃんです。
写真をご覧ください。

 

 

 


“やる気! エネルギー!!”が湧いてくるので不思議です。
これが自然と向き合うと湧いてくる力です。
大地保育の第一歩です。
 

こちらは植え終わって満足して立ち去るじゅっぺちゃん。



この後のお風呂が何よりの楽しみです。

3、収穫の日、お味が楽しみ

①北あかり・・・栗に似た食感と甘さ。カロテンやビタミンCが豊富。
②メークイン・・・楕円形で表面がつるつる。
       しっとりとしていて煮くずれしにくい。
③男爵・・・ホクホクの味はじゃがいもの代表!伝統の品種です。

4、勉強したこと


①水はけが悪いと疫病が出やすくなるので水はけのよい場所を選ぶ。
②種芋は種苗店で。食用の残り芋は病気にかかっている可能性が高い。
③芽数を調整し1本にすると大きい芋に。多芽は小さな芋がたくさんできる。
④土がアルカリ性になると「そうか病」や「生育が悪くなる」ので石灰は散布しない。

5、苦労したこと

じゃが芋は連作はダメ。
3~4年間は間隔を空けなければなりません。
じゅっぺちゃんの家庭菜園は狭いので場所を変えるのに一苦労します。
今年は楕円形の120㎝×60㎝の『初めてじゃが芋を植える畑』に3個植えました。
また来年はどこにしようかと悩みの種です。
なお、
じゃが芋はナス科なのでナス・ピーマン・トマトなど、
同じナス科の作物を作ると病気が発生することがあります。

6、こんなに大きくなりました

*3月29日に植えました。写真を見てください。


左から①北あかり ②メークイン ③男爵です。


*4月16日の写真を見てください。


同じ日に植えたのにメークインがなかなか芽が出てこなくて心配しました。
やっと小さい芽が出て一安心しました。

 

 



*4月25日の写真を見てください。


3種類ともこんなに大きくなりました。
そろそろ芽数を調整しなければなりません。
調整が終わったら化成肥料を1㎡当たり30 g追肥し土寄します。

*6月ごろ下葉が枯れ始めたら収穫です。
〈バター焼き〉〈肉じゃが〉〈カレー〉〈ポトフ〉等々。
今からどうして食べようかととても楽しみです。