長崎の実家に帰るとかなり育った

茶ノ木があります。植えた訳ではなく、

自然に芽生え何も手入れされていません。






うつ向いた白い小さな茶ノ木の花は

控えめに上品に咲きます。その恥じらい

を感じる姿が私には愛しく映りますクローバー





私が生まれ育った場所は

長崎と佐賀の県境。長崎には彼杵茶

(そのぎちゃ)があり、佐賀は、 嬉野茶

があります。母の実家は製茶問屋で

父方は窯業。器とお茶は歴史を共に

寄り添うように重ねてきました。




私には18世紀の

プラハで過ごした前世もあり、

今世この土地に生まれることを選んだ

意味がなんとなく分かっています。

ティーポットが大好きな私、

コーヒーお茶の時間が大好きな私。

世界中で楽しまれているお茶。

時々、お茶の世界に浸りたくて茶の本を

本読んだりしています。





九州の佐賀 嬉野市には、

大茶樹が今も時代を越えて存在しています

一見すると普通の何気ない樹に見えますが

霧樹齢340年ということは、私がチェコ

で生きていた時代からずっと存在して

いるのかと思うと果てしない気持ちに

なります。この樹は自然に芽生えたのか

意図して植えられたものかわからない

けれど、この土地に暮らす人々は

入れ替わり立ち代わりこの大茶樹を

みつめ、大茶樹も沢山の人々に出逢い

時代を越えて見つめてきたのだなぁと

時の流れに思いを馳せながら大茶樹を

観てきたときのことを思い出しますラブ





世界で飲まれている

緑茶、ウーロン茶、中国茶は、

同じ茶ノ木を加工して作られます。

でも、同じ茶ノ木だけれど、風味や

味わいは様々で加工や育ちだけでこんなに

違うものかと私はびっくりしていました。

皆さんもその違いに、驚いたことは

ありませんか?


私、結構お茶好きなものでわりといろんな

お茶に纏わる本を読んできましたし、

お茶の販売もやってたこともありました。

お茶屋さんとの交流も深かった方だと

思ってましたが、まだまだ知らないこと

ばかり、先日、職場近くの図書館で

お茶に関する本を借りてきましたが

しっかりとかかれた専門書に

新しい発見がたくさんありワクワク

して読んでいます音符









本の製作に沢山の方が関わられている

といろんな切り口があり、

興味深いです。






科学って、どんな分野にも大事な見方

ですね。実用的な内容です。




そう、読み初めて驚いたのは、


なんと茶ノ木は二種類あるようです。

それは、中国種とアッサム種。

違いを比較してみると、

樹の大きさや葉の大きさは、

中国種は小さく、アッサム種は大きい。

葉の内容成分の種類はほぼ同じですが、

異なるのは、カテキンや香りの含有量。

アッサム種は中国種よりもカテキン類の

含有量が多いんです。




香りの成分を比べると、

中国種は柑橘系の香りが、

アッサム種はスズラン系の花香成分が

多く含まれています。

だから、アッサム種の茶葉を使って

作られたものは華やかさが感じられる

のでしょうね。中国種はお茶緑茶に向き。

アッサム種はコーヒー紅茶に向いています。



中国種からも紅茶を作ることは

出来ますが、あの綺麗な水色(お茶の色)

 は出ません。また、アッサム種で緑茶を

作っても味も水色も良くできない。

そのためそれぞれにあった加工が

されているようです。



単独種で作るよりもそれぞれの種の

長所を生かしたほうが味も香りも

良いお茶が出来るので、アッサム種に

中国種の香りのよさをプラスした品種も

作られているそうです。



こうした品種改良を重ねた結果。

寒さに弱いとされているアッサム種に、

中国種の耐寒性を引き継ぐことで栽培が

可能となったのが、日本日本で育成された

紅茶品種なのだそうです。



時計お茶の歴史は古い。

時間をかけて美味しさを増してきた

お茶を美味しく頂けていることは

沢山の方の努力の末なんですね笑い泣き

ありがたい限りですお願いハート


日本に観光に来てくださる海外の方は、

お土産やご自分用に緑茶をお買い求めに

なられることが多いです。私たちは

何気なく、当たり前のようにお茶を

頂いていますが、日本に暮らしている

ことで恵まれていることのひとつ

でもあるのですよね。



ゴールデンウィーク明けたら、

クローバー新茶の始まりです。



楽しみに待ちたいと思います照れグリーンハート






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