いつもご覧いただきありがとうございます
手作り石鹸工房 うみいろさんご
の うみいろです
前回のブログで今までの人生を
振り返り、沢山の方に支えられ
助けられ、私らしい生き方を生きて
これたことに改めて感謝の気持ちで
いっぱいになりました
人間1人では生きていけません。
自立といえど、沢山の方とのふれあい
があり、良いことばかりではないものの
あれから17年、どれだけ成長
出来たのかを振り返り、まだまだ未熟
ではありますが、以前よりお客様に寄り
添える私にいくらかの成長はあったはず
と思いますので、経験値を上げた分は
自信をもってセラピスト業に
戻りたいと思います
そんな昨日は、
上京14年目スタート
の記念日でした。
上京記念日は体験者にしか
分からないものかもしれませんね。
その2年後に起きた311。
勿論、311を東京で体験した私には、
11日と12日は私を大きく動かした
出来事でした。生まれ育った場所を
一人離れ、沢山の死者を出し、多くの方の
人生を揺るがした東日本大震災に
東京で体験し、住む場所や仕事は
被害に遭うことがなく無事でしたが、
食料品やらトイレットペーパーなど
物資不足で人の争い事を目にした
時に、心が淋しくなりました
助け合い、支え合える生き方を
生きれる人の温かさに逆に心が温まる
など、いろんな心模様を目にして
温かく生きれる自分になれるよう
努めたいと強く感じるように
なりました
話は変わりますが、子供のときから
私は、「 自然と人を汚さない
石鹸を作る石鹸職人になりたい 」
と言う目標がありました。
それは、生まれた環境が陶磁器の卸販売
と製造業を営む場所であり、沢山の
職人さんと関わる環境にいて、
私は大人になったら職人さんになる
と、職人に対しての淡い憧れがあった
からでした。子供のときから家業を
手伝いいろんな陶芸作家さんとお話
して、自分らしく生きる素直な生き方に
憧れたのもあるのだと思います。
そんな子供時代を経て、私が中学を
卒業するとき辺りに実家が
倒産するという大事件がありました
高校までは無事に出させていただけました
が、その上の進学は諦め、高校を
卒業してからしばらくは実家の家業
を手伝っていました
お給料なんてありません
私にとってはとても重い時間でした。
同級生のように遊んだり、お洒落する
ことも貯金も出来ない。自分のやりたい
事が全く出来ない時間。やりたいことは
できず与えられた目の前のことを
無気力にこなすしかない
社会に出遅れた私という私の中の
焦りモードがせっかちな私に
余計に焦りを与える事となりました。
私には自由な時間がこの先あるのだろうか
と本気で考えました
気持ちが塞ぐ一方で口からはグチしか
言えなくなってしまった自分に気づき
躁鬱になりかけている自分に
気づきました
環境が変わらないと抜け出せない
けれど、生活は変えられない
だから、解決させるために本を沢山
読みました。キチガイになりそうでした。
この心の問題は思考を変えるしか出口が
ないことだけは分かっていたので、
精神科や薬には手を出すことは
ありませんでした。
そんな日々が4年位ありました。
そして、やっと外で仕事をしていいと
許可が出て、お給料を生まれてはじめて
頂いたときは、お給料を受け取っていいの
か躊躇う私がありました(笑)
だって、仕事してもずっとお給料を
もらったことがなかったので、
最初は使ってっていいのか不安になり
使えませんでした。そんな私の
お金に対する価値観はちょっと普通の
方とは違うのかも知れません(笑)
その、私らしく生きれなかった
時間の中で見えてきた私のミッション
が確立されていました
私のミッション
それは、「 歳を重ねる女性のサポート 」
自分らしく人生を歩んでいただけるよう
サポートするというお仕事。
私の母は、販売を主に担当していました。
母には何故か人が集まり、いつも
差し入れを持った方々が集まるような
憩いの場を提供するような人でした。
その時に来店されたお客様まで加わった
本音トークの社交場。皆で差し入れ食べて
お茶のみ交わし、語り合う時間。
私もその場に加わり、大人の話を20代の
前後辺りの感覚で聞いていました。
更年期、美容や体力の衰え、
健康でいるための努力や工夫、
病気の不安や悩みなど。
あぁ、大人になると不安になること
が沢山出てくるのだなぁと
しかも、毎回、同じ方は同じ悩みを語り
解決出来ないから、その悩みから解放され
ないという迷宮入りから抜け出せない。
スッキリする答えがあるはずなのに
見つからないと時間は過ぎていくのに
その方は時間に置いてきぼりにされ
タイムリミットを上手に過ごせない。
そんな時間なんて勿体ない。
ならば、早く答えを知って予防や
改善が出来るようになりたいと私は
いつしか考えるようになりました。
それから、健康や美容のことを独学で
調べるようになりました
生まれ
育ち
歩みだし
自分を確立していき
自分を知り、
活かし方を身につけ自分らしく
生きていけるようになったと思ったら、
今度は体調の変化に気づきバランスを
維持する知恵を身につけながら過ごし、
気がつくと今度は外観が変わってきて
自分にちょっぴり自信がなくなり、
心が内向きになってきて
あの頃は楽しかったなぁとか
昔を思うようになったり
だけど、
美しさ=若さ
ではない と私は思っています
確かに、再生医療による肌の若返り
も素晴らしいかも知れませんが、
歳を重ねたからこその
深みのある表情による美しさ
は、生きた証が輝いた勲章に
私には思えるんです。確かに、シミや
シワやタルミはない方が美しい。
だから、深みの増した美しい自分に
自信を持っていただく美容を目指した
技術を私はいつの間にか探していました。
きっとそれは、私だけじゃない
沢山の大人の価値観を持った方々が
望まれるものではないだろうかと
感じました。
そうして時が経ち。
17年後に出逢えた技術。
しかも、私がこだわってきた
身体のシステムを損なわない。
ハンドパワーと技術で身体に働きかける
ことにより、細胞に働きかける
この技術。絶妙なタイミングで
私のもとにやって来た。
絶妙?
それは、20才そこそこで社交場にいた
( 第3者的な感覚だった )私は、
今やその時の母の年齢辺りになっていて、
悩みが他人事ではなくなっていました。
自分の老化に真剣に悩み始めた今
そのタイミングでやって来たからこそ、
その価値が凄く分かる訳で。
技術覚えたら、セルフケアが
みんな出来ちゃう
綺麗になる=財布が軽くなる
ではないんです
いつまでも、鏡に映る自分を
笑顔で受け止めれる自分でありたい
みんながそう思っているはず
人生最後の写真が1番残したい
自分のお顔でありますように
それは、人生を最後まで楽しんだ
と言う最高な思いなんじゃないかと
思うんです
1人でも多くそんな人生を
歩んでいただきたい
そんな思いでセラピスト人生を
再開したいと思っています
毎日が勉強
私だから出来ることを
常に高めていきたいと思います
光風霽月 整う石鹸
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