愛あるステキなあなたへ

 

 

突然ですが…

 

「なんだか最近

ちょっとしたことでイラっとするな!」

 

というときってありますよね。

 

 

イライラがとまらないときって…

 

あの人にも、この人にも…

 

家族にも、パートナーにも、

ちょっとしたことで

イライラしていることがあります。

 

 

「もう、あの人ったら

なんであんなことをするんだろう!」

 

 

そんなふうに

相手に原因があると

思っているんですよね。

 

 

そういうときの気持ち、わかります。

 

 

でも、ひょっとすると

「自分の持っている心のクセ」

(※カルマともいいますね)

 

が、相手とかかわっているうちに

なにかのきっかけで

引き出されてきて

「怒り」となっているのかもしれない。

 

 

 

そして不思議なことに

「怒り」という感情について知り

自分が変わってくると…

 

 

いままで

「なぜ、あの人、あんなことをするの?」

という相手が…

 

イヤなことをなぜかしなくなったり

急に親切になったりという

不思議な現象が起こるようです。

 

 

私たちは

「怒り」という感情から学ぶことが

いろいろあるようです。

 

 

 

先日、心理学に精通している方と

お話しているときに…

 

 

「怒りっていうのは

実は 『二次感情』 なんですよ」

 

 

というお話をうかがったことがありました。

 

 

 

 

これ、どういうことかというと…

 

 

人は「怒り」がこみあげてくる前に…

 

 

「一次感情」

 

といわれるものを

自分でも気づいていない領域で

感じていることがあるようなのです。

 

 

 

「怒り」に変換されていく

「一次感情」とは…

 

たとえば…

 

「さみしさ」

 

「心配」 「不安」

 

「うらやましい」(嫉妬)

 

「悲しみ」

 

…などの感情で…

 

 

これらの「一次感情」が

大きければ大きいほど…

 

 

「目の前の出来事に対して、やたらと怒る」

 

(※イライラする…

きつい口調で言ってしまう…

「なにもそこまでいわなくても」

というくらい爆発する)

 

…ということがあるようです。

 

 

 

正直にいいますと…

 

実は最近私も

妙にイライラしてしまったことが

あったんですね。

 

 

 

そのときに

この「怒りには深い意味がある」

(怒りは二次感情)

という話を思い出して…

 

 

「なんで私はあんなふうに

イラっとしてしまったのかな~」

 

 

と自分の心のなかを探ってみました。

 

 

 

そしたら、ありました!

 

「本当はうらやましかった」

 

という「一次感情」が

たしかに隠れていたのです。

 

 

 

さらにいうと…

 

「なんか、さみしい」

 

という「一次感情」も

隠れていることがわかりました。

 

 

あ、そうだったんだ、ワタシ!!!

 

 

それで

イラっとしてしまった人に

この「怒りには意味がある」という

お話をして…

 

「あのとき、私は実は

うらやましかったし、

さみしかったんだよね。

 

…なんか、

イライラしちゃって、ごめんね~」

 

と伝えたら

お互いの心がほどけたのか

急にやわらかい雰囲気になって

めでたく和解できました。

 

 

この世には

「アンガーマネジメント」といって

 

「どうしたら

怒らないでいられるか?」

 

という方法が

いろいろあるようなんですね。

 

 

 

今回、私が思ったのは…

 

「怒りは『二次感情なんだ』と知っておくこと」

 

そして、自分のなかに

怒りがわいてくるような出来事や

怒りを感じた人がいたら…

 

「私の怒りの奥にある

『一次感情』は何だったんだろう?」

 

(「さみしさ」「心配」「不安」

「うらやましい」「悲しみ」など…)

 

と自分の心に聞いてみること。

 

 

 

そして

自分の怒りの奥にある

「一次感情」に気づいたとき…

 

「ああ、そうだったんだ!」

 

とけっこうラクになるんですよね。

 

 

 

「気づく」と人は素直になる。

 

 

「気づくいたとき」から

和解は自分のなかではじまっている。

 

 

 

「感情」って深いですね。

 

 

 

「ネガティブな感情」のなかには

本当の自分に気づく

たくさんの宝が含まれている!

 

 

 

ここ数日、私は

そんなことをしみじみ感じていました。

 

 

 

どんな感情も

どんな心の揺れも

「新しいあなた」になるために

起きていること。

 

 

だからすべて

大切で尊い意味があることなんですね。

 

 

 

 

あなたがますます幸せで

心地よくあることを

私はいつも応援しています。

 

 

今日も、ありがとう。

いつも、ありがとう。