あけぼの町の小さな床屋さん理容タカノの三代目
高野義則です。
創業から70年が経ちました!
最近ブログの更新をしていなかったのですが、気がつけば創業より70年という歳月が流れていました。
ボクが下積み修業を終えて理容タカノで働き始めて20年目。。。
思い返すと色々な出来事がありました。
最初は先代の母親(世界の君ちゃん)のお客様より苦情の嵐……
「もうこの店は終わったな」とか
「お母さんが引退したら店は潰れる」とか
最初は散々な言われようでした。。。
まぁ…古いお客様からすれば新参者ですからね。
精神的にキツい事もありましたし、悔しい思いもたくさんしましたが、何クソ魂と市柏魂でここまで乗り越えて来れました。
そして何よりお客様が離れなかったのが一番ですね。
ずっと来店していただいているお客様には感謝しかありません。厚く御礼申し上げます。
お客様に来てもらって気に入ってもらってまた来てもらう。毎日がその繰り返し。試行錯誤を重ね、どうすれば気に入ってもらえるかずっと考え続けて来ました。
それは先々代からずっと続けている考え方です。
祖父母、両親と繋いできたタスキをボクがどうやって走って行くのか、これからどう走るのか。
そんなこんなを繰り返しながらここまでやって来ました。
人から見れば順風満帆かも知れません。
しかし、何度も諦めかけました…。父親が亡くなり数年後には祖父母が続けて亡くなり、ようやく1人前の理容師としてスタートした矢先に母親が倒れ、仕事と介護の両立……そして永遠の別れ。
綱渡りの日々に心も身体も限界が来てしまい、2ヶ月間の休業……たび重なるケガにも悩まされながら何とか70年の歴史を刻みました。
本日令和6年3月28日より理容タカノ71年目のスタートです。
というわけで
創業71年目こそ本気出します