出会いに対して積極になって初めて行った、
婚活パーティー。
今回のパーティーではマッチングしなかった為、
1人で帰ろうとした瞬間、
主催者の方が
「スカウトさせてください。」
と言って、名刺を私に渡しました。
スカウト
なんだかピンと来ませんでした。
そんな私を見て、
「今回はいい出会いがなくてすみませんでした。気を付けて帰ってください。」
そう言って、見送ってくれました。
なんだったんだろう・・・
そう思いながら、会場を後にしました。
やっぱり婚活パーティー向いてないや・・・。
私はそう思いました。
そして、他の方法で相手を探すか。
そう思いながら、せっかく遠出したので、
会場近くのお店でウィンドウショッピングを楽しんでいました
すると、1通のメールが来ました。
メールは婚活パーティーの帰り際に
「スカウトさせてください」と言っていた、
主催者側の人からでした。
何だろう
そう思ってメールを見ると、
「先ほどスカウトのお話をさせて頂いた○○です。本日はありがとうございました。もしよろしければ近日中に婚活状況をお聞かせ願いませんか。」
と言った趣旨のメールでした。
たまたまその日は、
それ以降の時間が空いていた為、
「今からなら大丈夫です。」
と私は返信しました。
すると、婚活パーティーがあった会場で担当の人とその日に話すことになりました。
「話するくらいならいいか。」
と思った私。
指定された時間に、再び婚活パーティーの会場へ向かいました。
会場へ着くと、
「突然すみませんでした。ありがとうございます。」と女性。
そして、すぐに個室へ案内されました。
婚活パーティーは主に結婚相談所が運営している事が多く、案内された個室も結婚相談所のブースの一室でした。
「こちら記載をお願いします。」
そう言われ、ある紙を渡されました。
そこには、
氏名、学歴、年収、喫煙者かどうか、婚活歴、
自分が行っている婚活の手段、相手に求める条件(年収、年齢、学歴)などなど、
あらゆる結婚に関する事項が書かれてありました
私はこの時点で、
Yくんに振られてまだ1ヶ月も経っておらず、
婚活歴でいうと、0.5ヶ月。
相手に求める条件として、
年収や学歴は特に希望がなく、
年齢は30歳~42歳と記載しました。
ちなみに、当時私は歳上を相手として見れず、
42歳は頑張って書きました。
心の中では40歳がギリギリと思いながら。
(私は38歳です。)
それ以外は考えた事がないため、
記載できませんでした。
ある程度記載したところで、
担当の女性が戻ってきました。
女性は私が書いた紙を見ながら、
「最近婚活始めたんですか?」
と一言。
「今まで一切考えた事がなくて。
最近キッカケがあって始めました。」
と私は素直に答えました。
そして、さらに担当者は
「相手に求める年齢は42歳までなんですね。」
と突っ込んできました。
私は、素直に歳上は(恋愛)対象として見れない事、42歳も頑張って書いた事を話すと、
担当者は明らかに怪訝そうな顔をして、
「婚活市場では、
なかなか年下男性は難しいですよ。」
と言い放ちました。
・・・・・。
そんなにハッキリ言うんだ。
けど、私のタイプなんだから仕方ない。
私の歳の立ち位置はなんとなく最近把握していたつもりだったけど、そんな言い方しなくても
そう思いました。
ただ、なんとなく一般的な婚活市場での
38歳の立ち位置を把握しました。
その後担当者は、
今回あった婚活パーティーで異性への対応がよかった人に声掛けしていること、
その人だけの特別お得なプランがあることを話し、
「今日の婚活パーティーでは誰が来るか分からないものですが、このプランは婚活パーティーでスタッフが実際に目で見ていいなって思った人しか入会できないプランなんです。」
と言い、具体的なプランの内容を話し始めました。
私は結婚相談所という手段を考えていなかった為、そういうプランの話を聞くのは初めてでした。
ちなみに、今回勧められたプランは、
通常のプランと違って全体的に料金が割安なプランのようでした。
入会金、月会費、成婚料がどれくらいかかるか、
大体会員がどれくらいで相手を見つけているのか、カウンセラーの人にやり取りしている相手の状況を逐一相談ができること、
などなどプランの内容を興味で聞きました
さすが担当者の女性は話が上手く、
初めてみるのもありかも
と思う空気をとても作っていました。
確かに、
30万程度の入会金と、月会費、
結婚が決まった場合に成婚料がかかるとしても、
将来の相手を見つける事ができるのであれば、
自己投資として始めるのも悪くない
正直そう思いました。
そして、早く結婚したいのなら尚更、
プロの手を借りて始めるのは近道ではないか
そう思いました。
話を聞くまでは、結婚相談所なんて・・・
私は絶対登録しないぞ!そう思っていましたが、
イメージがとても変わりました。
いい話なのかも・・・
そう思ったりしました。
しかし、
私は相手は歳下がよいのにも関わらず、
担当者に否定されたこと、
また現時点で出会う為に動いてきて
いろんな人と会えていること、
そしてまだ動き出して1ヶ月も経っていないこと。
いろんな要素があって、
その場では何とも判断できませんでした
そして、ある程度時間が経ったところで、
もし入会するならこれだけの金額が必要であると書かれた紙と、必要な書類について書かれた紙をもらい、その場は終了となりました。
最後に担当者は、
「年下がいいって言われてましたけど、今日の服装はすごく良くて年下受けいいですよ。」
そう言いました。
「服装もアドバイスするんですか?」
と私。
「もちろんです。写真を撮る場合や、お店で相手に会う場合の服装、いろいろありますからね。もし必要と思ったらまた連絡くださいね。」
そう言って、担当者は入会を変に押し付ける訳でもなく、見送ってくれました
帰り道、とても結婚相談所の事を考えました。
結婚について最近考え始めたこともあって
結婚への近道であることは確かなのですが、
自分自身、結婚相談所に入ってガッツリ探す程なのか
結婚について前向きではあるけど、
今すぐに結婚すると決断している訳でもない・・・。
とても微妙な気持ちなわけです。
でも、ある程度の決断を持って行動した方がいいのも分かっていて・・・。
そんな複雑な気持ちを抱えたまま、
その日は家に帰りました。