私は元気な時

『病気の人はかわいそう…不幸だな…』


と思っていました。


でも違っていました。


家族は、手分けして家事をこなしてくれた。

同級生は寄せ書きしてくれた。

伯父や伯母、従兄弟はせっせとお見舞いに来てくれた。

職場は、籍を抜かないで居場所を残してくれた。

看護師はいつも励ましてくれた、新人1年生の看護師は何度も私に涙をくれた。

ベテラン看護師は、励まし支えてくれた

闘病仲間とは、夜遅くまでおしゃべりした。


主人は涙を我慢していてくれた。

子どもたちは、明るく元気でいてくれた。


本当に私は、皆に愛され幸せを実感できました。





病気は決して不幸では無いんです。







でも…世の中でたった一人の父を泣かしてしまった。