コラーゲンのサプリは多いですが、意外と、ヒアルロン酸のサプリというのは見かけないですね。
さて、「飲むヒアルロン酸」に効果はあるのでしょうか。ご質問があったので、記事にしたいと思います
サプリ屋ゆっきーのブログに、
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30歳で浸潤ガン。栄養療法をはじめ、早15年。むしろ、今が1番健康です。
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ヒアルロン酸の働き
ヒアルロン酸は、目や皮膚、関節などに含まれている成分です。
優れた「保水作用」があり、細胞と細胞の間で水を保持し、細胞に適度な潤いを与えています。
この「うるおい」のおかげで、目の水晶体が丸いまま保持されたり、皮膚を乾燥から守ったりしてくれています。
また、非常に高い粘り気(粘性)と弾力性を持っていて、この「弾力」が、関節で潤滑作用やクッション作用になっています。
コラーゲン同様、ヒアルロン酸も、加齢とともに減少していく、と言われていて、
ヒアルロン酸が減少すると、お肌のハリがなくなったり、関節に痛みを感じるようになります。
コラーゲンとヒアルロン酸の違い
コラーゲンと違うことは、単なる構造材料ではなく、細胞の成長や移動に重要な役割を果たしていることです。
つまり、
コラーゲンは、お肌そのもの。
ヒアルロン酸は、お肌で働くもの。
そう考えると、わかりやすいかと思います。
ちなみに、栄養価でわけると、コラーゲンはタンパク質。ヒアルロン酸は、炭水化物です。
ヒアルロン酸の原材料
かつては、鶏のトサカから作られていたので、とても高価で、医薬品以外では、高級な化粧品にしか使われませんでした。
最近、ようやく、細菌を培養して大量生産できるようになりましたので、「飲むヒアルロン酸」が近年出回るようになってきました。
現在、ヒアルロン酸の原材料は、鶏のトサカや鮭の眼球などの場合もあれば、「細菌」である場合もあり、
品質としては、ピンとキリで大幅に格差のある状態です。
検証実験の実態
ヒアルロン酸に関連する論文はたくさんありますが、ヒアルロン酸を摂取することに意味があるのかどうかの検証実験は、世界中各地で行われているはずですが、公表されているものは、案外、少ないです。
「乾燥肌」が良くなる、という少人数での検証結果は程度はあるものの、信頼度として考えると、かなり低いものです。
現在、信頼度の高いものとして認定されているのは、
眼球にヒアルロン酸を注入するとか、関節にヒアルロン酸を注入するとか、あとは、お肌に直接注入するような方法のみ。
つまり、ヒアルロン酸は、経口摂取した後の「吸収・活性」が非常に難しい、というのが実態です。
つまり、効果のほどは?
「飲むヒアルロン酸」に意味があるのかどうか。
これは、消費者的に言えば、
飲むヒアルロン酸を飲むと美肌になるのか。
飲むヒアルロン酸を飲むと、関節痛が治るのか。
ということになると思います。
そう仮定して回答すれば。。。
あまり期待しないほうが良い。
という言い方になります。
なぜなら、吸収、活性の部分で、まだまだ研究が進んでいないから。です。
だけど、ヒアルロン酸には非常に保水力があり、その保水力が、お肌にも、関節にも有効なのは確かです。
だから、飲むこと自体が「無駄」なわけではありません。
ただ、即効性で効果を感じるような、そういうものはないですよ。ということですね。
飲むのであれば、コラーゲンとか、コンドロイチンなどの「手助け」として摂取するのがおすすめです。
飲むヒアルロン酸の問題点
1つ、お伝えしておきたいことがあります。
これは、コラーゲンドリンクなどもそうなんですけど。
ドリンクとして飲むためには、ものすごいたくさんの砂糖、もしくは、合成甘味料が必要になる、ということです。
栄養素の有効度以上に、悪影響のある砂糖、合成甘味料の量が多すぎる。
だから、私は、ドリンク状のコラーゲン、ヒアルロン酸は、おすすめしません。
飲むのであれば、錠剤。もしくは粉末。
これを切におすすめします。
【ヒアルロン酸 まとめ】
吸収、活性が難しい栄養素なので、ヒアルロン酸単体で効果を出すのは難しいです。
コラーゲンやコンドロイチンなどと一緒に摂取することで、希望の効果を出す「手助け」として活用するのがおすすめです。
お肌のためならコラーゲン&ヒアルロン酸で摂取
関節のためならコンドロイチン・グルコサミン&ヒアルロン酸で摂取
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