わたしが勤務する学校はいよいよ

25日(月)から再開します。

 

 

しかし、隣の市にはコロナ感染者が

新たに発生したことが分かり休校が

再延長されました。

 

 

隣の市に住む仕事の同僚たちが

一斉に悲鳴をあげていました。

 

 

自分は勤務になっても子どもたちは

学校がまだお休みなのでお家でお留守番

していないといけない訳です。

 

 

加えて、小中高の区別なくどこでも

宿題を山のように出されるので

小中の親御さんたちは宿題をさせるのに

とても苦労されているようですね。

 

 

小学校のお子さんを持つ先生が

子どもに宿題をさせる苦労をしみじみと

語っていらっしゃいました。

 

 

我が家でも息子が課題提出の前の日に

徹夜をしたり、登校日の時間ギリギリまで

食事もせず答えを写してるのに間に合わずww

 

 

大きなため息をつきながら

学校に出かけていく姿を見送っているので

心配になるお父さん先生、お母さん先生の

気持ちも痛いほどよく分かります。

 

 

それでも子どものことは

どやさない方がいいですよね。

 

 

こんな状況なので本当にしょうがないと

思うのですよ。

 

 

親野智可等先生は宿題をやらなくても

叱らない方がいいとおっしゃってますね。

 

 

ダメ出しをし続けて子どもの自信を

奪ってしまう方が致命的だとおっしゃいます。

 

 

 

 

わたしもその通りだと思います。

 

 

我が家の三男は勉強が苦手で

思い余ったわたしは基礎学力が身につく

ように公文に入れてる時期がありました。

 

 

でも反復とスピードにだけ焦点を

当てた学習指導は三男の個性には全く

あっていませんでした。

 

 

彼はビジュアル(視覚優位)な子で

いわゆる右脳が働く子だったので

 

 

(人の情報のインプットの仕方には視覚、

聴覚、体感覚の主に3つの感覚に優位性が

あるそうですよ。)

 

 

左脳アプローチの公文の学習指導は

三男には全く効果も意味もなかったのです。

 

 

でも、わたしはそれが全く理解できて

いなかったので、公文の先生には

親としての指導法も怒られたり

 

 

息子もちっとも学力向上しないので

ダメ出しばかりされて

 

 

お金を出して指導してもらっていたのに

返って彼の自己肯定感を地に落として

しまったのです。

 

 

三男は兄弟の中でも一番ルックスもいいし

一番の働き者で、堅実で、きちんと

貯金もしてしっかり自活して生活しているのに

 

 

自分に自信がないんです。

 

 

小さい頃に抱えてしまった自己肯定感の

低さと言うものはしつこく付きまといますね。

 

 

大変なことをしてしまったものだと思います。

 

 

 

 

(コルク代表の佐渡島先生と親野先生の対談はこちら↓↓↓)

 

 

https://www.sady-editor.com/n/na3306e501551

 

 

三男は右脳人間なので右脳を伸ばす方法

に従って才能や能力を伸ばすべきなんですよね。

 

 

学校は一様に学校での勉強内容だけで

子どもを評価します。

 

 

そしてその評価には教師の先入観が

思い切り入ってくるんですね。

 

 

子どもたちが正当に評価されてないと

思う場面には何度も出くわしました。

 

 

我が家の三男は右脳型で

とても手先が器用なんです。

 

 

そしてお手伝いもよくしてくれる子でした。

 

 

餃子を作るときなんかは中身を皮に詰める

のをよく手伝ってくれていました。

 

 

そのやり方がプロみたいだったんです。

 

 

早いし綺麗に作れる。

 

 

でも中学生のとき家庭科で餃子を作った

ことがあったんですが、彼が素早く

綺麗に作ったのに評価は「B」だったんです。

 

 

早くて綺麗に作れたのに!!「B」です。

 

 

 

 

理由は先生のやった通りに作らなかったから。

 

 

こんなことってありますか?

 

 

彼のやり方をちゃんと観察していたら

家でお手伝いしていることも

彼なりの工夫をして綺麗に作れて

いることも見てとれたはずなのに

 

 

教師が教えた通りにやらなかったと

言う理由で「A」がつかないんです。

 

 

でも理由はそれだけではなかったと

思ってます。わたしの推測が間違えて

いたならごめんなさいなんですけど

 

 

もう一つの理由は息子が学校でも

できの悪い集団と付き合ってた

ところにもあったと思います。

 

 

また、他教科でも成績が

振るわなかったので、家庭科の実技

を含め彼に上手にできる何かがあっても

 

 

それを正当に評価したくない気持ち

があったんじゃないかとも思います。

 

 

どんなに一生懸命やっても

自分が得意とすることを

とても上手にやってのけても

 

 

不良グループと付き合いがあって

学業全般で無能さを示していたら

 

 

うまくできることなんてあろうはずが

ないと言うような先入観・思い込みを

持つ教師は驚くほどたくさんいます。

 

 

(現場にいるのでよく分かります)

 

 

教師の偏った見方で評価されてしまうと

子どもは自分が自信を持ってやったこと

まで「B」と言う評価をつけられることで

ますます自信が奪われる訳ですよね。

 

 

 

 

もう本当にめちゃくちゃだと思います。

 

 

最近は評価に対して「説明」がつけられ

ないといけないので、よっぽど教師の

主観に偏らないように、正当性が

保たれるように工夫はされている気は

しますが、まだ子どもがありのままでも

評価されるってことはないですね。

 

 

子どもの短所や欠点は直さないと

いけない!!と言う使命感を持った

熱血教師はいっぱいいます。

 

 

良し悪しは別としてね・・・w

 

 

「欠点はあなたに欠かせない点」

だと言うとっても素敵な言葉に今日は出会いました。

 

 

完璧な人なんて1人もいないです。

 

 

自分もその1人だと言う自覚を持って

人の欠けている点はその人にとって

欠かせない(良い・愛すべき)点なんだ

と理解しながら子どもと接していきます。