わたしたちが自分の身の回りの

ことを「認識」する(分かる)力には

 

 

認知能力・非認知能力があります。

 

 

認知能力は数字化できる力です。

例えば算数で何点。漢字が何個かけるか。

英単語をいくつ覚えたか、など。

 

 

非認知能力は数字化できない力です。

例えば自制心、忍耐力、自己肯定感。

他にも協調性、共感力、社交性、など。

 

 

非認知能力の中でも前者は「自分に関する

非認知能力」、後者は「人と関わる

非認知能力」と分けることもできます。

 

 

この非認知能力の重要性については

研究も進んでいて、大人になってからの

収入にも大きな関わりがあるようです。

 

 

このことについて、親野智可等先生に

伺ってみましょう!!!

 

 

https://alc-kidspark.com/media/20200608_01/

 

 

(親野先生の記事はこちらからどうぞ↑↑↑)

 

 

研究で明らかになったことをわかりやすくまとめると、

「非認知能力を育てるためには、幼児期に自分がやりたい遊びを

たっぷりやることが大事だ。非認知能力を高めておくと、将来、

学力が向上し、大人になってからの収入も向上する」ということです。

 

 

大人になってからの収入も向上する

 

ってすごくないですか???!!!

 

 

子どものことを想う親なら是非この非認知能力

を伸ばしてあげたいと思いますよね〜・・・

 

 

【非認知能力はどのように育つ?】

 

では、なぜ遊びによって非認知能力が育つのでしょうか?

例えば、大好きな砂遊びをしている子がいたとします。

 

 

その子の内面は、「こういうお山を作りたいな。

トンネルも作りたいな。そのためにはどうすればいいかな?

もっと水をかけて砂を固めた方がいいかな?

 

 

あれ、かけ過ぎちゃった。

 

 

もっと砂を増やせばいいかな。あ、今度は上手くいった。

もっとたくさん作りたいな。そうだ、友達と一緒にやろう。

ねえ、○○君、一緒に作らない?」といった感じです。

 

 

こういった内面の過程が非認知能力を育てる過程

そのものになるのです。

 

 

 

 

大好きで楽しくてたまらない遊びを一生懸命やっている

からこそ、そういった能力がグングン伸びるのです。

 

 

大人から嫌々やらされていることだと、

一生懸命になれないのでそういった能力も

イマイチ伸びないのです。

 

 

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いかがですか?子どもを想うあまり大人が

子どもにやらせてあげたいことを優先させて

いませんか?

 

 

我が家ではこれをもろにやってましたよ。

 

 

楽器を習うことは子どもの発達にとても

重要な役割を果たすという新聞記事を読んで

 

 

楽器、しかも弦楽器がとても良いことが

右脳の発達に良いということで

子ども全員に弦楽器を習わせました。

 

 

楽器を通してみんなが一緒に演奏できたら

家族の絆を強めてくれるんじゃないかとも

思ってそうさせていました。

 

 

子どもも「やりたい」と言ってましたが

わたしたちの「やると良い」のエネルギー

を感じ取ってそう言ってたのかも知れません。

 

 

この無言の強制は長男が高校に

入学してからも続いていました。

 

 

家族でバンドもやろうと計画していました。

 

 

でもこれは子どもたちが本当にやりたい

こととは違っていたのでしょう。

 

 

長男はバイオリンが弾けますが、今では

全く手をつけません・・・(T。T)

 

 

 

 

子どもが本当にやりたいことと

大人がやらせたいと思っていることと

全然違いますね。

 

 

子どもが夢中でやっている遊び

特に外遊びは脳にドーパミンと呼ばれる

ホルモンがたくさん分泌され、シナプスが

ものすごく発達してくるそうです。

 

 

小さいうちは(実際は9歳まで)

習い事やお稽古ごと、塾よりも

外遊びを思いっきりやらせましょう!

 

 

年金も底をつきる世の中になるというような

記事を最近読みましたが、子どもの発達

段階を心得て、非認知能力を伸ばしてあげたら

 

 

年金がもらえなくなっても、子どもの収入が

たくさんれば子どもが面倒をみてくれる

かもしれませんよ〜っ・・・ww