今年の梅雨が雨の日が多く、低気圧で
体調不良を起こす人がいるようです。
気分障害のような症状を起こす場合も
当然あると思います。
月曜日は朝から雨がザンザン降りで
わたしの受け持ちのHくんは朝から
落ち着きませんでした。
普段はわたしの教室にくれば
落ち着いて座って何かしら課題とか
教育的動画を視聴するとかができる
のですが、それさえできないくらいでした。
教室を出て学校中を歩き回り
わたしは探し回るとか追いかけ回すとか
これまでにしたことがなかったのですが
外に出たりいなくなってしまうと
さすがに責任問題になりますから
教室を出て歩き回り始めてしまったので
探し回ってしまいました。
わたしの息子の彼女は学校で英語を
教える傍ら、英語のプライベートレッスンを
されていますが、この日は生徒さんから
暴言を吐かれたりディスられてしまった
ようで、かなり凹んでいました。
聞くところによるとうつ病を発症した
病歴を持つ方だったらしいので
天候による気分障害があるみたいですよ
というお話をさせていただきました。
(詳細記事はこちらからどうぞ↓↓↓)
https://toyokeizai.net/articles/-/165183
これは「気象病」と言われ、日本にも
1000万人の患者さんがいるようです。
ただあまりまだ認知はされていないようで
「気のせいだ」と思われてしまっている
ケースの方が多いようです。
でも天候を作用する「気圧」は身体の60〜70%
が水からできていることを考えると、気圧の
上がり下がりによって体調が影響されることも
理屈にかなってると言うことができます。
ここに記事の一部を抜粋しますね
↓↓↓↓↓
気象病の主な原因は、気圧の変化。
変化は急なほど症状が強くなります。
主に不調を訴えるのは気圧が低下する
ときですが、なかには気圧が上昇する
ときに不調を訴える人もいます。
気圧が変化すると、人間の体はストレス
を感じるため、それに抵抗しようとして
自律神経が活性化されます。
自律神経系には、交感神経と副交感神経があり、
交感神経は血管を収縮させ、心拍数を上げて
体を興奮させる働きがあります。
一方、副交感神経は血管を広げて
体をリラックスさせる働きがあります。
この交感神経と副交感神経の調整がうまく
いかないと、さまざまな体調不良の原因と
なってしまうのです。
(中略)
では、気象病はなぜ起こってしまうのでしょうか。
佐藤先生は、気象病は「耳が敏感な人がなりやすい
のではないか」と考えています。
この「耳」とは「内耳」で、鼓膜の奥にある、
かたつむりのような形をした器官を指します。
佐藤先生は、これまで行ってきた実験から、
内耳には気圧の変化を感じるセンサーがある
のではないかという仮説を立てました。
内耳で気圧の変化を感じると、センサーで
キャッチした気圧変化の情報が脳へと入り、
自律神経系を活性化させます。
ここで、内耳が気圧の変化に敏感だと、
少し気圧が変化しただけでも、過剰に脳に
情報が伝わり、交感神経か副交感神経が
過剰に活性化されてしまいます。
****** ここまで ******
実はこれはとても納得のいく説明です。
ADHDの子どもたちがなぜ動いていないと
落ち着かないのかという疑問があります。
ADHDの子どもたちはこの「内耳」の
かたつむりが過敏で、これが常に活性化して
いるために落ち着かない行動をしてしまう
と言う仮説もあります。
今年の梅雨は雨量が多く、低気圧の日が
大変を占めていますが、体調管理をする
ことで、うまく乗り越えられるといいですね。