【40,000人の赤ちゃんの将来は??】
コロナストレスって自分はないないって思ってましたが最近はいよいよストレス溜まってきました。実はわたしは基本引きこもりなんです。だから別に一日中外出しなくても全然平気だし、むしろ家に居る方が本当は好きなんです。 でもここまで外出規制がされていると本当にストレスたまりますよね。自分が選んで引きこもりならまだ納得できますが、他からの規制を受けて引きこもりを半強制的に余儀無くされるのは本当に嫌なものです。主人とのデート外食もできない!!あまりにも鬱憤が溜まるのでとうとうライチタイムのピークが過ぎた頃にイギリス人の友人がやっているカフェに行ってきました。彼と奥さんは今年に入ってから生まれたばかりの赤ちゃんを育てるために彼でさえもマタニティブレイクのためにお休みをしていました。(日本では男性がマタニティブレイクを取るなんて考えはまだまだ浸透してないですよね^^;)4月に入って本格的にカフェを再開した彼ですが、コロナ自粛がいよいよ厳重になってきたのでお店も大変なんじゃないかと思います。それはそうと、お店に歓迎してくれた彼に、「赤ちゃんは元気?」とさぞや親バカぶりを発揮しているんじゃないかと尋ねてみました。「写真があるよ」と言うので見せてもらうと、彼はイギリス人で彼女は日本人なのに全然ハーフっぽさがなかったので「めちゃくちゃお母さん似の赤ちゃんなのね」と思っていると「養子縁組で授かった子なんですよ」と教えてくれました。どうりでハーフっぽくない訳だ!!そう言えば奥さんは一度流産をされていて「赤ちゃんを産めない体なんです」と聞いていたことがありました。1月から赤ちゃんを育てるためにマタニティブレイクでお店をお休みしていると言う話を聞いたとき「あら〜・・・妊娠したって話は聞いてなかったけど、授かれない体なんだとか言ってたのにいつの間にか授かったのね〜良かった〜〜~っ!」と思ってました。日本ではアメリカのように養子縁組で赤ちゃんを養子に迎えると言う話はあまり聞かないですよね。わたしたちが通っている教会ではこれまで友人たちの中に養子縁組で子どもを授かった人たちが何組かいらっしゃいます。でも教会の外でその制度を利用した方の話を聞いたのは本当に初めてのことでした。そして彼から聞いたことなのですがなんでも年間40,000人の赤ちゃんが養子縁組のために待機しているのだそうです。九州の「コウノトリ」と言う産婦人科の先生が運営している養子縁組の機関があることは知っていましたが他にもそんなにたくさんの赤ちゃんが毎年生みの親と離れて育ててくれる家庭を待ち望んでいるなんてまるっきり知りませんでした。ネットで飼えなくなった犬や猫のレスキューの話は聞きますが子どもの話は本当に知らなかったです。ブリーダーが犬やネコを繁殖させペットショップで売れないと屠殺処分されるって聞きます。そんなことをするなんて人間はなんて残忍だ!などと思っていましたがこの年間40,000人の人間の赤ちゃんたちはどうなってしまうんだろう?本当に心配になりました。養子縁組には法的なこととかいろんな手続き上のことが絡んでいるので経費もものすごくかかるのだと聞いています。犬は猫を養子にするとは訳が違いますから当然のことだと思います。でもせっかくこの世に生を受けながら自分を愛し育ててくれる人がいないとしたら...なんて切ないんだろう・・・友人のカフェでとっても美味しいランチをいただきましたがなんだかそのことを思うとスッキリとしないそこはかとなく切ない気持ちになりました。全ての子が天才で全ての子どもたちが幸せになれる世界を作りたいと願っているわたしとしてはわたしに何ができるだろう?と言う思いでいっぱいです。⬇️コウノトリに運ばれてどこか素敵な家族の元に行けますように(*^^*)