ビカクシダ 成長点トラブル 事例② | calmplantsのビカクシダブログ

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皆さま、おはようございます。カームプランツの見習いことハチです。
 
今日は、ビカクシダの成長点トラブル事例②、「貯水葉に飲み込まれそうになった成長点の対処方」について説明しますね。

まず軽くおさらい。成長点とは、ビカクシダにとって一番重要な場所で、葉の根本あたりにあるふわふわと毛が生えている部分。写真下のビカクシダの場合、赤丸部分が成長点です。

 

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下の写真を見ていただくと、わかりますか? 貯水葉が成長点を覆いかけています。
 
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横から見ると、こんな感じ。これ以上成長点が飲み込まれないように、被さっている貯水葉を切り取ります。

 

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葉の表側からカットすると、ぐさっと下の成長点を傷つけかねないので、葉の裏側から成長点に覆いそうな箇所をカットしていきます。

 

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カットできたら、ピンセットなどを使って成長点を傷つけないように、慎重に取り除きます。

 

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しっかりと切り取り、成長点がちゃんと見えるようにすることがポイント。あとは、左側の貯水葉がもう少し大きくなってきたら、今回切り取った右側の貯水葉の上に展開していくように、ガイドをつけます。

 

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イメージとしては、こんな感じに↓↓↓。 ガイドをつけずに、ほおっておくとまた右側の貯水葉が、成長点に被ってきたり、左の新しい貯水葉の上に被さるリスクが出てきます。
 

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ガイドの付け方は、貯水葉トラブルの記事にも登場してきているので、?な方は下記からご確認ください。

 

 

今回のように、まだ早い段階で気づけばそれほど大事には至りません。が、すでに成長点が飲み込まれてしまった場合はどうなるか?、想像するだけでも恐ろしい事例は、次回にご説明しますね。


そして、そういうやり方もあるのねと、あくまでも参考程度に。最終判断は自己責任でお願いします。皆さまのビカクシダライフの少しでも参考になりますように。

さて今日も、ビカクシダと共にあらんことを。

calmplants 見習いハチ