成長点が浮く?と思われたあなた。あまりなじみがないかもですが、胞子葉ばかり出す株を育てていると直面しがちな事例です。
さて、下記をご覧ください。本来なら、貯水葉にくっついているはずの成長点が浮いてしまっています。
胞子葉ばかり出すので、成長点が浮いてきます。成長点が浮いてきてしまうと、首折れのリスクが高まります。なので、早めに対処します。
浮いてしまわないように、成長点と貯水葉の間に水苔を敷き詰めていきます。
こんな感じに。そうすると貯水葉が水苔に埋もれてしまいますが、貯水葉の裏側は根になるので、埋もれても大丈夫。
少しづつこんもりとさせながら、水苔を増していきます。
その時、成長点まで水苔に埋もれてしまわないようにご注意くださいね。
完成。浮いていた成長点と貯水葉の隙間がなくなり、かわりに水苔が。成長点もちゃんと見えています。
見た目、貯水葉が全くないビカクシダは不思議な感じがしますが、水苔の中では、貯水葉の裏で根が育とうと頑張ってくれるはず。あとは、新しい貯水葉を出してくれるのを待つのみ。
とりあえず初心者の方は、どういうトラブルがあるのか?を知っておいた方がいいかな、と思ってシリーズでお伝えしています。知っておいた上で、その時にどうするかは自己判断されるのが良いかと。絶対にこうしないといけない訳ではありません。
ハチも最初は成長点が浮いたら危険なんだということさえも知らなかったので、以前はほったらかし笑 無知って怖い。あくまでも個々の株の状態にもよるので、一概には言えませんが。
これは、トラブルなんですか?など、ご質問などあればお気軽にご相談くださいね。
皆さまのビカクシダも引き続き、すくすくと成長しますように。
今日もビカクシダと共にあらんことを。
calmplants 見習いハチ