Arcachon (アルカション)
ボルドーから西へ60キロ行ったところにある海辺の街Arcachon (アルカション)
ボルドー含む東側、内陸部は中世を感じる街並みだったけど、
西に来ると様子がぜんぜん違っていて、リゾ~ト、リゾ~ト。
アルカションは牡蠣の産地として有名な街だそうです →★
ってことで、アルカションには牡蠣を食べに来たんだけど、牡蠣は食べられずに帰ったというオチ⤵
アルカションにも自転車道がありました♥
PS:その他の写真はサイドバーTripのArcachon.franceに入ってます。
Saint-Émilion (サン・テミリオン)
遠目に見える教会があるところが歴史地区。
街の名前は8世紀にブルターニュ出身の僧侶聖Emilionがこの地の洞窟に隠遁され、その方の名に因むのだとか。
僧侶聖Emilionが隠遁した洞窟の上に、Emilionを讃えて弟子たちが
300年かけ一枚岩をくり抜き作ったのがL'eglise Monolithe (モノリス教会)
サン・テミリオンはボルドーから約40キロの距離にある小さな世界遺産の街。
ボルドーから日帰りツアーバスが多くでているようで、
朝からツアーバスが時間をおって続々と到着していました。
そんな様子を横目に見ながら、のんびりフラフラとお散歩。
お散歩の途中、フレンチブルドックの男の子に出会いました。
リーシュなし、マーキングし放題。
サン・テミリオンにはレストランが26軒あったのですが、そのうちの20軒がペット可になっていました。
ホテルは11軒中7軒がペット可。
話は変わり・・・ お菓子はなし。
サン・テミリオンのお菓子といえばマカロン。
サン・テミリオンのマカロンは、カラフルなパリ風マカロンとは違って素朴で地味でした。
お祖母ちゃんがおうちで焼いてくれたお菓子・・・みたいな感じで、
みかけはマルボーロのようにもみえクッキーのようにもみえ。
食べるとポソポソとしていてアーモンドプードルが効いていました。
マカロン屋さんは街が狭いのですぐにみつかり3軒立ち寄りました。
ボルドーから近いから?かどのお店にもボルドー菓子のカヌレもおいてありました。
サン・テミリオンといえばワイン!
ワインショップが充実しており、ワイナリーもあちこちにあり、
ワインに使用する小物を販売するお店も充実していて見るだけでもたのしいかったです。
ぶどうの苗を販売しているお店もありました。
ワイナリーは予約をすると殆どのところは入れるとのことでした。
ここではワイナリー見学はせずに、レンタカーで行っていたので、
ここが○○地区の畑、ここは○○地区の畑とドライブをして見て回りました。
サン・テミリオンの夜話し。
夕食は、日本から予約しておいたレストランに食べに行きました。
夜10時頃に夕食を済ませ外にでると、サン・テミリオンの街は静まり返っていて、人と会うことはなかったです。
その時間、お店はレストランはじめどこも閉まっており、ホント静か。
会ったのは猫だけ。
気候がよく、誰にも合わない、中世を感じる街の中。
あーなんてロマンティック。
この街に泊まってよかったー。
昼間に見る景色と夜に見る景色は違っていて、夜の景色も素敵!
そう思いながら歩いていたんだけど、
だんだんと不安の方が強くなってきて・・・。
というのはもともとレストランからホテルまでは徒歩4分の距離。
最初は美しい景色~、月が綺麗~ なんて思いながら石畳の上を歩いてたけど、
ホテルにぜんぜんつかない。
またここに出た~、と同じとこをクルクルクルクル。
ここ通るの7回目なんだけど。
ホテルにつかない、どうしよう・・・
尋ねたくても人はいないし、会うのは猫だけ。
いやだ~ん、このまま朝までホテルに帰れなかったらどうしよう。
そんな時、食べたレストランに行けばいいかも!と思いついた。
まだ人がいらして地図を下さった。
レストランからホテルまで4分。
ホント4分の距離にホテルはあった。
この細道に入り下ればよかったんだとわかったけど、翌日の昼間にそこを見ても、ここ入るとか思わないよねーという細階段で・・・。
小さな街と高を括っていたら大間違いで、泣きそうになったサン・テミリオンの夜でした(;_;)
PS、写真は左サイドバーTripのJurisdiction of Saint-Emilion.Franceに入ってます。
Perigueux (ペリグー) とフランスのレンタカー話
カーナビ付きを頼んでたのですが (ヨーロッパでは初めて)、これが凄い。
車を走らせていて凄いなと思ったのは、スピードを出しても出しても
ナビの時間が縮まらない。
縮まらないどころか延長されるって、これまでにない経験。
それと130キロだしても車がぶれない。
コンパクトカーなのにバリキがあり安定性バッチリ。
さてペリグーですが (そう!ペリグーソースのペリグーです)
ボルドーと同じく県庁所在地ですが、
ボルドーよりもこじんまりとし落ち着いた感じの都で、
どっぷりと中世の世界に入り込んでいけるような雰囲気。
旧市街には細い路地が幾つもあり、
ベニスのようでもありました。
ペリグーはサンテイアーゴ・デ・コンポステーラへ向かうリモージュの道の中継地でもあるので、
ここの道標は、ルートが違うからかボルドーのものとは形が違いました。
ルート↓
は旧市街にあり、ひときわ存在感を出していた。
ペリグーの町の中を流れるイルン川。
その対岸から写真を撮ると大聖堂全体をカメラに収めることができるようでした。
Cathedrale St Front建造物についての詳しい説明はこちら→ ★
ペリグーにもローマ遺跡があり、La Citeという地区にArenes (円形劇場)
Remper Gallo Roman (城壁後) Tour de Vesone (神殿) などがありました。
ペリグーで見たかったのは博物館。
遺跡があった場所にそのまま遺跡を保存して作ってるという
Vesunna-Site-Musee Gallo-Romainがあるのですが、時間がなくて立ち寄れず残念でした。
下写真は旧市街のお土産屋さんが立ち並ぶ通りRue Limogeanne
ボルドーにあったブルターニュのお菓子屋さん、カヌレ屋さんもありました。
内陸部で、セップ茸、トリュフ、鴨料理、フォアグラの産地であることから
お魚料理は期待していなかったのですが、メニューには普通に魚介類のお料理も載っていて、
それも美味しくって、美味しくって。
日本でもそうですが今の時代、流通がいいからかしら。
下写真は魚介類のリゾット。
その他の写真はサイドバーTripの ”Perigueux.France” に入れています。
ペリグーが出てくる書籍はこちら↓
- 洞窟の骨 (ミステリアス・プレス文庫) アーロン エルキンズ
- ¥778
- Amazon.co.jp
- 静かな生活 (1970年) (Novels of today)/マルグリット・デュラス
- ¥670
- Amazon.co.jp
- 緋色の十字章 (警察署長ブルーノ) (創元推理文庫)/東京創元社
- ¥1,015
- Amazon.co.jp
La Roque Gageac (ラ・ロック=ガジャック)、Domme (ドンム)
川側に駐車場とピクニックエリアと船乗り場。 崖側に村がありました。
お城を見るツアー、船に乗って川から村を眺めるツアー、
それらを全部するツアーなどが紹介されていました。
16世紀頃までは要塞だったそうです。
洞窟に教会、お城と見て回りたかったのですが、
Beynac-Cazenacの坂道で体力を消耗していたのと、
ここでの時間を十分にとれず、いい写真も撮れなかったのが残念でした。
今回まわった4つの村の中では、この村が一番印象深かったです。
また機会があるならゆっくりと訪れたい村。
La Roque-Gageac (ラ・ロック=ガジャック) から
5kmの距離に、Domme (ドンム) がありました。
Dommeは崖の上にある要塞に囲まれた村で、村までは車で行くことができました。
駐車場から教会がある広場まで向かう道沿いはお土産屋さんがずらり。
ずらり、といっても小さな村の短い通りなので何十件もお店があるわけではないです。
ここの村では17世紀建築の教会とPorte des Tours (村の入り口門) が心に残りました。
それとLa Barre (ラ・バール) 展望台からみえる景色。
ここからもLa Roque-Gageacが見えました。
その先130km東に行くとSalers、Tournemireというまた違った様式の魅力的な村があり、
そこから更に300km行くと、もう、そこはリヨン!
この辺から東南へ70km行くとSaint-Cirq-Lapopie
東北へ70km行くとCollonges-la-Rouge
この辺りから南へ160km行くとトゥールーズですが、
そこに辿り着くまでにはConques、Belcastelなどがあります。
東にも行きたい南にも行きたい。
だけど北にも西にも、
あそこにもそこにも行きたくて・・・。
行きたいところばかりで困りました。
PS:その他の写真はサイドバーTrip ”Les plus beaux villages de Franc” に入れています。
フランスの最も美しい村 ”Les plus beaux villages de France”
最初に立ち寄った村はドルドーニュ県のBeynac-et-Cazenac (ベナック=エ=ガジャック)
ボルドーから東へ200km程行ったところにある村。
そこに辿り着くまでの景色も素晴らしく、
また辿り着くまでには幾つかの村を通り抜けなければならないのですが、
その村々も魅力的で、ひとつひとつ立ち寄りたい程でした。
Beynac-et-Cazenac (ベナック=エ=ガジャック) は、
道路D703を挟んで川側に駐車場が有り、山側に村があり、山頂にはお城がありました。
Beynac城に着くまでの間には、幾つかの小さなカフェ、
ホテル、レストランにおみやげ屋さんがありました。
こんな坂を登って、登って、登って・・・・・
Beynac城から見た景色~
遠目にこの後に行くLa Roque Gageac (ラ・ロック=ガジャック) も見えます (崖になってるとこ)
Roque Gageacに行く途中にGoogleマップで見ていたお城がありました。
Castelnaud
GoogleマップにあるCastelnaud城しか知らなかったため、中に入れるかどうかも
わからず立ち寄ることなく遠目に見るだけで終わったのですが、
今調べてみると、城の歴史は1124年に遡り、13世紀にはカタリア派のお城で、
百年戦争中はイングランド側の拠点となり、川を挟んで対岸にあるBeynac城
(フランス側の拠点) とは敵対関係にあり睨み合っていたとか。
現在はその時代の武器を展示する博物館になっているのだそう。
Castelnaud城に限らず、道中には沢山のお城があり、それについても
今調べると、ドルドーニュ県には1000以上のお城が点在しているそうです。
ローマ遺跡と庭園
まるで住宅街の中に本物のオブジェがあるという感じでした。
22000人を収容できる、AD90~150に建設されたもの。
AD90~150頃というと、
中国は後漢時代で、日本は弥生時代で・・・
タイムスリップ~ タイムスリップ~
Palais Gallienの近くのJardin Public (庭園) をお散歩しました。
庭園にはグースにガチョウに鴨たちもお散歩に来ていました。
ここのMagnolia grandiflora (泰山木) の高さには驚きました。
剪定せず伸ばされてきたのかな。
実が赤く色づいていて、秋の訪れを感じました。
Magnolia GrandifloraのCaliforniaの様子はこちら。懐かしいBlog。苦笑 →★
リンクを辿って行くとこのBlogにもこの木のことを書いていた。
覚えてない。汗
でもってPalo Alto (San franciscoより南に1時間程下った街) では実が色づくのは1月くらいらしい。
ぜんぜん覚えてない、ない。汗汗汗
フランス ~ボルドー旧市街~
旧市街にある Cathedrale Saint-Andre (サンタンドレ大聖堂) の隣
Tour Pey Berland (ペイベルラン鐘塔) から見たガロンヌ川方面のボルドーの街。
231段の、人がすれ違うのもやっとの狭い螺旋階段を上がると、
ボルドーの街を一望することができました。
ホントにここから見る景色は美しくて、昇ってよかった!!!
・・・ んだけど、その後ふくらはぎは激しい筋肉痛。
鐘塔といえば、ベニスのCampanile di San Marco (サン・マルコの鐘塔) 、
カリフォルニアのHoover Tower、 Sather Towerなどに上ったことがあり、
それぞれの高さってどうだったろうと気になっていたので、ブログを書くにあたり今調べてみたら、
Cathedrale Saint-Andre、60m
Campanile di San Marco、98,6m
Hoover Tower、 87m
Sather Tower、93,6m
(Hoover Tower、Sather Towerはエレベーターで上がる)
ボルドーの旧市街には幾つかの街壁門があり、凱旋門のような門もあれば、下写真のような門もありました。
下写真門はLa Porte Caihau (カイヨー門)
1495年にイタリアとの戦いに勝利したことを記念して建てられた門。
どの門も、お昼間だけでなく、夜のライトアップされた姿も美しかったです。
旧市街の出入り口にあるポール。
車の通行許可証を持った人が、認証機にカードを入れるとポールが下がり旧市街の中に入れるという仕組み。
ボルドーの街を走っているトラムには、
1日だけ、1日乗車券を買って乗りました。
目的地の最寄り駅まで乗るという方法の他に、1つの路線に乗り終点まで往復~
なんてことをしたのですが・・・
トラムはA、B、Cの3つの路線があり、Bに乗車し終点まで往復しました。
Bはボルドーを南北に結ぶ路線で、旧市街を通りぬけてボルドー大学のキャンパス内
を走るのですが、ボルダー大学の広さには驚き桃の木山椒の木。
キャンパス内には7つの駅がありました。
学生さんや先生らしき方々が乗車したり下車したり。
電車の中から見る旧市街の景色は、歩いて見る景色とはまた違っていて楽しめました。
下写真はヨーロッパ一長い歩行者専用道路Rue Sainte Catherine (サント・カトリーヌ通)
ここの通りは何故か人が多かった。
下写真はSaint Michel (サン・ミッシェル) 地区。
Basilica of Saint Michel (サン・ミッシェル教会) と蚤の市の様子。
アラブ系の人々が多く暮らしている地域らしく、アラブ系のレストラン
やお店が並んでて、独特の雰囲気がありました。
Basilica of Saint Michelは、夜ライトアップされた様子を川沿いから見ると、
それはそれは、ものっっっ すっご~~~く、美しくて。
この教会を通りすぎて行ったところには市場、
Marche de Capucins (カピュサン市場) がありました。
下写真はChartrons (シャルトロン) 地区。
昔ワイン商が集まっていた地域らしく、ボルドーワインの歴史を垣間見れるミュージアムがありました。
アンティークショップーが集まった地域でもあり、
そこでも、ボルドーの歴史を垣間見ることが。
Chartrons地区にあったプープバックボックス (犬のうん○袋が入ったボックス)
下写真、右側に少し写っているのはGrand Theatre (大劇場)
Grand Theatreの前には、同じ頃に同じ建築家に設計し建てられた
Grand Hotel de Bordeaux (グランドホテル) がありました。
写真奥にはQuinconces Esplanade (ジロンド派の記念碑) が見えます。
Quinconces Esplanadeは、第二次世界大戦中に金属の供出のため撤去
され、全体が復元されたのは1983年のことだそうです。 (Wikipediaより)
PS: 左サイドバーTripのところに只今アルバムを作成中。
まだ作りかけですが、ある程度の写真は入れ込んだので見ることができます。
興味のお有りの方はどうぞ。