ゴジラvsコング(2021年):WOWOW録画 | 勝手に映画紹介!?

ゴジラvsコング(2021年):WOWOW録画

 

早朝、足に激痛…どうやらつってしまったようだ。いつもは、1日くらい痛みが残ったりするんだけど、ヤバいって思った瞬間の対処が良かったのか、幸い痛みは直ぐにひき…歩行には問題ない。ただ、予定していた起床時間よりも2時間くらい早く起きてしまった…これで寝直したら、寝坊しそう、起きれなそうだなと思い、本当は就寝前に行おうと思っていた「ゴジラvsコング」の再鑑賞を行う…というのも、今日はこれから続編の「ゴジラxコング 新たなる帝国」を見に行く予定でいる(一応、もう1本ハシゴ予定)…タイトルが“VS”から“x”になってるの今気づいた…。

 

えーと約3年前、「ゴジラvsコング」を見に行く前は…いわゆる“モンスターバース”と呼ばれるそれまでの作品、「ゴジラ(2014年)」「キングコング 髑髏島の巨神」「ゴジラ キング・オブ・モンスターズ」の3作品をおさらい鑑賞したんだけど…さすがに今回はそこまでの必要はないだろうと思って(っていうか、時間的に余裕もないし)、「ゴジラvsコング」だけにしたよ。鑑賞は以前、WOWOWで放送された際、こういう時のためにエアチェックしておいた録画ディスクにて…そういえば、ワーナーさんのAリストコミュニティのプレゼントで配信版も貰ってたなぁ…。

 

なんか、再鑑賞の感想もちゃんと書こうと思ってたんだけど…上映時間が迫ってきたので、“「ゴジラvsコング」を見直したよ”という記録だけの投稿になってしまいそうだ(汗)そんなわけで、いつものように地元シネプレックス、9時40分からの字幕版で、「ゴジラxコング 新たなる帝国」を鑑賞してくる。「ゴジラxコング」鑑賞後、12分の待ち時間…たぶん10分前入場なので、実質待ち時間ない状態で…12時上映開始の映画をもう1本鑑賞してくる予定なので、帰宅は午後。もう1本も含め…感想アップは夜にでもゆっくり行いたいと思う。それではいってきますね!

 

 

 
★2021年07月02日投稿:ゴジラvsコング(2021年)を再掲してます★

 

ゴジラとキドラが死闘を繰り広げてから数年後…各地では巨大怪獣たちが引き起こした爪痕がまだ残っていた。そして、特務機関モナークは、解決手段として巨大怪獣の故郷“ルーツ”の手掛かりを探っていた。そんな中、ゴジラがフロリダに上陸し、ハイテク企業エイペックス社の工場を破壊。ゴジラが再び人類の敵になったことで人々は恐怖。エイペックス社とモナークはコングを髑髏島から連れ出し、帰巣本能を利用して“ルーツ”の場所を特定しようと考える。一方、エイペックス社の不穏な動きを察知したマディソン・ラッセルは独自に真相を追い求めるが…。

 

「キングコング 髑髏島の巨神」も含めた“モンスターバース”の4作目であるが、ゴジラ…いわゆる“レジェゴジ”に限定すると3作目。なるほど、本家、日本のゴジラシリーズも3作目が「キングコング対ゴジラ」であり、この対戦カードが最初から決まっていたのも納得である。映画の方は…単独で鑑賞しても問題はないが、前作「ゴジラ キング・オブ・モンスターズ」までの展開を踏まえての、続きものには違いないので、本作を100%楽しみたいなら、せめて「ゴジラ(2014年)と「ゴジラ キング・オブ・モンスターズ」くらいは事前に鑑賞しておくことをおすすめする…。

 

「ゴジラ キング・オブ・モンスターズ」では…騒動の元凶といっても過言じゃないヴェラ・ファーミガが演じる科学者エマ・ラッセル(こじらせママ)のせいでどえらい目に遭った娘のマディソンが、成長して再び登場(カイル・チャンドラー演じる父親…エマの旦那も出てくる)…前作と本作との橋渡し的な役割を担いながら、物語を動かす中心人物の一人としてけっこう色々と活躍する。前作では、セリフのないシーンだと(オイラは予告で見てそう思った)、一瞬、男の子のようにも見えたマディソンだが…すっかり年頃のレディに成長!オタクなボーイフレンドまでいる。

 

コング側は…そもそも「キングコング 髑髏島の巨神」とは時代設定が異なるので、直接、前のキャラクターが関わってくるようなことはないです。急に出てきた新キャラばかり。中でも…言葉が喋れない代わりに、コングと意思疎通ができる不思議な少女がいまして、彼女の神秘的な雰囲気が、他の大人の存在感にも負けてなくて、強く印象に残った。“キングコングもの”のヒロインにしては、レベッカ・ホール演じるコング専門の女博士が地味だなって思ったのよ。やっぱコングにはパツキンだろとか思ってたんだけど、コングに対するヒロインは少女の方だったんだ。

 

全体的に…いい意味で“中二病要素”が増えた印象。怪獣同士のバトルも…「ゴジラ キング・オブ・モンスターズ」以上に、日本の特撮っぽい雰囲気をよく出せている。ビルの壊れ方だったり、怪獣同士のどつきあい、プロレスが…今までの“レジェゴジ”の中では一番ちゃんと描かれている。中盤、船でコングを運搬している最中に、ゴジラが襲撃してくるという“第1回戦”の海上バトル…あのシーンはまぎれもなく「新世紀エヴァンゲリオン」のTV版第八話「アスカ、来日」で、戦艦を足場にしてアスカのエヴァ弐号が使徒と戦うシーンの影響を受けたものだろうな。

 

色々と行動に意味があり、物語を見ていくことでその辺は理解できるんだけれども…今までの2作に比べての、ゴジラの凶暴さもよく描けていてなかなかだ。一方、コングが脱臼した肩を自分でビルに打ち付けて、ハメめなおす姿を見て、メル・ギブソンじゃん、リッグスじゃんって笑いながら見てたんだけど…エンドクレジットにLethal Weapon 2って表記が本当にあったのよ!マジで「リーサルウェポン2 炎の約束」からインスパイアを受けたオマージュだったのか?他にもタイトルがいくつか書かれてたけど…見過ごしちゃったよ。最後のテロップは要注目。

 

過去の“モンスターバース”でも存在だけは仄めかされていた“地下空洞”がいよいよ本格的に姿を現し…そこを探査するための探査機とかも出てくるんだけど、それがねいかにもなメカメカしさ…オイラ的には“84ゴジラ(1984年公開の「ゴジラ」)”とかに出てきたスーパーXとかを思い出して、なんかめちゃめちゃワクワクしたんだよ。他にも地下、海底で大陸同士が繋がってる、物資を運搬するトンネルみたいなのがあったりね“SF色”も強くなってるのよ。「キング・オブ・モンスターズ」から数年で、この世界はどれだけハイテクが進化したのだろうか?ってくらい…。

 

ここまできたら…はやくメーサーも開発しろよと。2014年の時から、言ってるんだけど、さすがにこれは実現しませんでした。でもね…思いのほかすごいサプライズはありましたよ。オイラ的には、そろそろ…次回作当たりで、そういう仕掛けがあってもいいんじゃないかなって思ってたことが、こんなに早く、ここできたかってところで展開された。ホント、もしブログとかSNSで直接的に“あの名前”を書いてるヤツとかいたら、マジで軽蔑するよね。だからネタバレする前に、ぜひ自分の目で確かめてください。デザインは不満も残るが、某アニゴジよりマシかな…。

 

一応、「キング・オブ・モンスターズ」のラストの伏線とも関係あるんじゃないかな?前作の悪役、チャールズ・ダンスは出てこなかったんだけど…ここに繋がるのかってくらいの解釈はできたよ。レジェンダリー・ピクチャーズがモンスターバース以外に、今までどんな作品を作ってきたか、これからどんな作品を作る予定でいるか、そのあたりのことも合わせて考えながら見ると、より深い考察もできるかもしれないな。操作方法はアレっぽいじゃんとか、そういえばアレにアレも出てきたなとか…アレのおかげで、ゴジラとコングの勝敗にもいい落としどころができた。

 

特撮やアニメが好きな人が見たいものはいっぱい詰め込まれている、それこそベタだけど“おもちゃ箱”みたいな映画であり…古き良き東宝特撮の“緩さ”も、今までの中で一番受け継いでる作品だと思うんだけど(すげーハイテクな世界なのに、パソコンのセキュリティガバガバじゃねーかとか、結果的にアナログな方法が一番とか…ギャグみたいなことをシレっとやってのける)、“怪獣映画でもリアルじゃん”っていうのが好きな人には向かないかもしれない。あとね、音楽面だけは前作「キング・オブ・モンスターズ」の方がゴジラ愛が強かったなと…そこは残念。

 

 

監督:アダム・ウィンガード

出演:アレキサンダー・スカルスガルド ミリー・ボビー・ブラウン レベッカ・ホール ブライアン・タイリー・ヘンリー 

 

 

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