何か、誰かに呼ばれている気がする。そう思いたい。
自らの意思でもあり、ずっと前から決まっていた何かに引き寄せられて今がある。そう思いたい。
混沌とした世の中でも微かに見える光がある。聞こえるのは統制され操作されたノイズばかり。正しい情報はこちらから周波数を合わせないと聞こえない。それでもそれが真実なのかも疑わしい。疑心暗鬼になっても仕方ないのはわかっている。
耳を塞ぎたくなる。目を覆いたくなる。口を塞ぎたがる。見猿聞か猿言わ猿。
ただでさえ敏感な性格だけれど、興味のあるに関しては我を忘れてとことん突き詰めて調べる。それはある意味助かる能力。自分が特別秀でた才能があるわけじゃないけれど、周りを見るとあまりにも、うわべだけの情報を信じすぎて時に滑稽に感じる。というより怖い。
何か特別な使命を背負って生まれてきたわけじゃないけれど、このままだと大きな波が襲ってきて流されてしまう。
100人いる中で99人が当たり前のように右のトンネルを潜る中で僕1人だけがふと見上げた排気ダクトから抜け出そうとしている。でも世間ではそんな案は狂気じみていると嘲笑する。
それでもいいじゃないか。
にゃん太郎のmy Pick