こんばんは🌙
いつもご覧頂き有難う御座います
ついこの前まで、
半袖で冷房の中にいたというのに、
当地酒田は一気に秋が押し寄せて、
長袖を重ね着する気候になりました。
私の庭は、
薔薇の育つ適温の波に乗って、
あれだけ反応皆無でありながら、
酷暑の夏越しを無事に終えた証拠とばかりに、
紅葉🍁した木々に紛れて、
新芽がそこかしこから吹出していますよ。
夏の暑さゆえのエネルギッシュな
深い緑と比べれば、
何処か物悲しい
新芽の赤く柔らかい枝葉を
ここに確かに存在している主張のように、
各々それぞれに、
美しいハーモニーを醸し出しているところ。
薔薇達は、
慣例に習って施した夏剪定が功を奏し、
復活を果たしてくれている。
これまで施して来た夏選定は、
エンドレス剪定に近く、
頂芽優勢を意識して、
丁寧に高さを揃えていなかった。
本来の目的は、
秋に一斉に開花させるための夏剪定。
今回は、
元気半減の薔薇から、なるべく多くの葉を茂らせて、冬までエネルギーを蓄えてもらう為に萠出の刺激を与えるための夏剪定。心配をよそに、新葉の後に勢いよく顔を出した蕾の数数。
緯度の高さからして酒田の秋は短く、
開花が間に合うかと二の足を踏んで来たのも事実。温暖化から、秋が長くなっていくのは、雪国のロザリアンにとっては、好都合となるのかどうか!?
一抹の心配をよそに、
これから秋の深まりの中で、
深い色で咲くバラ。
今季の楽しみは尽きる様子がない。
薔薇の生命力に感謝しつつ、
私のガーデナーとしての度量も
一段回進めたようで嬉しさ抱いたりして。
私は虫の目線で、
暫し佇んでは、
草むらから響く、
涼やかな音の在り処を確かめつつ。
この季節ならではの、
色の深みを写真に収めては、
葉から葉へ花から花へ。
失敗したらまた成功するように、
あれこれと試行錯誤はつきもの。
多くは見事に復活中!!
しかし、パーフェクトとはいかない事例。
2021年春
我が家にやってきた、
ロサオリエンティスのオデッセイア。
一向に、背丈も伸びず、花の数も増えず。
プリンセスアレキサンドラオブケントのそばで、グラデーションして映える写真を収める目論見までは、程遠く…。
欲張って植えた植込みから、
より日の当たる場所へ、
私の目にも届きやすい位置へ移植を敢行。
スコップを挿し込み、さほどの力も要らず
すんなり持ち上がる株。
掘り上げてみると、株元を筆頭に発見した癌腫
五つ。すべて手で取り除き、一瞬考えるも予定通り移植。癌腫の根の隆盛に対して、活きるべくには、弱々しい根に頼りなさを感じつつも、有機質のお布団へドボンと植込み。
木酢液とメネデールも与えて、
後は様子を見る。
もっと早くに気づいてあげていればと反省もしつつ、初めての重症ケースにチャレンジ精神。
これも一つ勉強ですね。
もともと薔薇は逞しく丈夫な植物。
これまで引越しやら、凍害やら、
窮地を乗り越えてきたバラ達。
復活を願うばかりなのです。
今回も復活組へ、仲間入りしてほしい。
今日はこんなところで、
また綴ります。
ごきげんよう。
皆様も
素敵な秋をさがして、
お過ごしください